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なぜ長崎県は軽自動車の販売比率が全国一高いのか?
山の多い長崎では道幅が狭く、路線バスの利用率も高いため、こんなに狭い道も路線バスが通っている

長崎の謎

クルマ界の疑問を毎号調査していくこの企画。今回のお題は「新車販売台数の軽自動車比率が最も高いのが長崎県なのはナゼなのか?」です。

昨年、軽自動車の国内新車販売台数は227万2789台で、全体に占める割合の4割を初めて突破した。では、この軽自動車比率が高まっている最近の販売台数を都道府県別にみていくと……。

今年4月の都道府県別新車販売台数と軽自動車比率をまとめたのが上の表。軽自動車の販売台数は愛知県が7212台と最も多いのだが、軽自動車比率は見てのとおり。長崎県の新車販売台数は3254台のうち軽自動車が1858台で、軽販売比率は57・1%となって最も高いのだ。

ちなみに4月の軽販売比率の全国平均は37・9%で、47都道府県のうちこれを上回ったのは34県。長崎のほか50%を超えたのは、高知(56・1%)、宮崎(55・6%)、島根(55・2%)などの10県。上位は長崎県となかなかの接戦といったところか。

でも、これって今年4月のデータでたまたま長崎県が一番高かっただけなのでは? ということもありえるため、さらに調べたところ、1ヵ月前の3月の軽販売比率も長崎県は57%で1位。'14年度の1年間では59・6%でトップと、6割近くも軽が売れているのだった。ここ最近は長崎県では軽自動車が売れている割合が間違いなく高い。

軽自動車が多い都道府県といえば、例えば沖縄なども軽自動車をとてもよく見かけるのだけれど(4月の軽比率は52・1%)、なぜ長崎の軽販売比率がトップなのか? これはとても気になる。