【沿線革命059】東西線は九段下折り返し線の改良で混雑と遅延を解消できるか?
東京メトロは飯田橋-九段下の折り返し線を改良する(東京メトロHPより、以下、特記以外は同様)

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日本一の混雑路線である東西線の混雑と遅延の緩和を目指し、東京メトロは飯田橋-九段下の折り返し線を改良する。効果のほどや如何に。

上野東京ラインの開業前から日本一の混雑路線だった東西線

【035】「東西線が日本一の混雑路線に!?」を書いた際、各線の混雑率データの最新版は2013(平成25)年度のものだった。JR京浜東北線の上野→御徒町が200%で第1位、山手線も同率と推定し、東西線の木場→門前仲町はそれらに次いで199%だった。

2014(平成26年度)の東京圏混雑率ワースト10(国交省HPのデータより作成)

そして、2015年3月の上野東京ラインの開業により山手・京浜東北線の上野→御徒町の混雑は大幅に緩和され、それ以降は東西線が日本一になっただろうと書いた。

ところが、さる8月中旬頃に2014(平成26)年度のデータが公開され、東西線が200%で第一位となっていた。

東西線は、上野東京ライン開業の前年から混雑日本一だったと訂正しなければいけない。遅延も日々定常的に発生している。

さる8月26日の8時55分頃、走行中の東西線のパイロットランプが消灯(ドアが開いたことを示す)し、全線で運転中止となった。

JR総武線の人身事故に伴う振替輸送により通常より利用客が多かった中、駅間で19本が停止し、30分以上も乗客が車内にすし詰めになる列車もあった。

東陽町駅で13人が体調不良を訴え、4人が病院に搬送された。というのは申し出た人数に過ぎず、大変な思いをした人数は計り知れない。東西線の利用者の嘆きの声が聞こえる。