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プロだけが気付いている「株価2倍を目指す」株58
過熱相場が一段落 こんなときこそチャンスらしい
北海道の有名ホテルを所有する意外な企業とは?〔PHOTO〕gettyimages

人の行く裏に道あり花の山。投資の格言にあるように、周囲と同じほうを見ているだけでは大儲けはできない。ローリスクで、ハイリターンが期待できる—。そんなうまい投資話が、本当にあった。

3倍、4倍もありえる

日経平均株価が大台の2万1000円寸前まで急上昇したかと思えば、今度は一日で数百円の暴落に見舞われる。そんな情緒不安定な相場を前に、やはり株は怖くて手を出せないと思っている人は多いだろう。

しかし、それは誤解。実は、現在のように相場が一本調子ではないときこそ投資のチャンス。しかも、株価がグイグイと上がる掘り出し銘柄を見つけやすい——。株の達人たちはそう口を揃える。

理由は明快である。

右肩上がり相場ではあらゆる株が一様に上がるため、どれが本当にいい株かの見極めが難しい。逆に、現在のような乱高下相場では、どんな相場環境下にあっても株価が底堅く上昇する株が目に見えてわかるため、「ホンモノ」を見つけやすい。

さらに、ギリシャショック、中国の失速、米国の利上げへの警戒感など、今後も外部要因に相場が右往左往する状況は続く。おのずと、日経平均に連動して株価が動く大型株への投資妙味はなくなる。つまり——。

「これからは、本当に強いけれどこれまで注目されていなかった中小型株への投資がマーケットのトレンドになる。そうした株は資金が一気に入れば株価が2倍に跳ね上がることもあるほど、大化けするのが特徴。また、これまで持っている人が少なかった分、売り浴びせられるリスクも低い。

たとえば、カーナビ・カーオーディオメーカーのクラリオン。スマホに押されて低迷気味の業界ですが、実は同社はグーグルと連携するなど時代への対応力が抜群です。こういう企業には大手自動車メーカーが資本参加してくる可能性があり、直近株価の300円台前半が600円まで跳ねてもおかしくない。

こうした銘柄が花開くのが、まさにこれから。投資がまだ沸騰していないいまこそ、仕込みに動く好機です」(DZHフィナンシャルリサーチ日本株情報部長の東野幸利氏)

では、どんな株を狙えばいいのか。「株価2倍」も期待できる知る人ぞ知るお宝銘柄を、プロたちに紹介してもらおう。

アセットマネジメントあさくらでアセットコーディネーターを務める長谷川伸一氏が指摘する。

「工事用資材のネット通販を手掛けるMonotaROが、東日本大震災以降に株価が3倍、4倍と爆上げしたことがありましたが、第二のMonotaROになる可能性を秘めているのがエニグモです。

海外バイヤーと日本国内の消費者を結ぶ通販サイト『バイマ』を運営していて、会員数も知名度も順調に伸びている。さらに、年内には同サイトのグローバル版を立ち上げる予定で、この世界展開次第では、現在1000円台の株価が大化けし、大相場を形成してもおかしくない。

日本最大の不動産情報検索サイト『ホームズ』を運営するネクストは、世界最大規模の物件情報サイトの買収で世界の46ヵ国に足がかりを作った。株価2000円も夢ではない」

いずれも株価が2倍どころか、それ以上に爆騰する力を秘めているわけだ。そんな知る人ぞ知る株は、まだまだある。

明治海運は海運業者ですが、実は営業利益の3分の1をホテル業で稼いでいることはあまり知られていません。しかも、保有物件は洞爺湖サミットが行われたザ・ウィンザーホテル洞爺などの優良物件。かつ、株価はまだ超割安。ここから2倍ほど上がる可能性を秘めている」(ちばぎん証券顧問の安藤富士男氏)

「中小型株で外せないのはウェザーニューズ。気象予報情報会社で、海外展開も積極的なので、着実に増収増益を続けていける下地がある。実際、ギリシャ&中国ショックの影響をまったく受けていない。2~3年後には株価1万円到達もありえます」(経済評論家の今井澂氏)

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