病院、学校、奨学金・・・100年の歴史を誇る麻生グループの発展には「オックスブリッジでの学び」があった!
オックスブリッジの奨学金案内

シリーズ「オックスブリッジの奨学金案内」第2回目は、麻生オックスフォード大学院ニューカレッジ奨学金を創設した麻生グループの麻生泰会長にお話を伺いました。麻生会長は奨学金の設立だけでなく、ご自身が経営されている会社や学校において「グローバルシティズン」の育成に努められています。

麻生会長

とにかくよく勉強するオックスフォード

― オックスフォード大学留学についてまでの道のりは?

私の家は男3人女3人の6人兄弟で、父はローカルビジネスに携わっていて、母は外交官の娘でした。家族からは「社会がグローバル化していくのは当然なので、海外に行った方がいい」と言われていました。4人がイギリスへ、1人はアメリカへ行きました。兄の太郎はスタンフォード大学に行き、私はオックスフォードに行きました。姉妹3人はイギリスのカレッジに通いました。

― どうしてイギリスを選んだのですか?


一番の理由はずっとラグビーをやっていたことです。私はカトリック教徒なのですが、イギリス大使をされていたモーランド駐日英国大使夫人が私のゴッドマザーだったこともあり、イギリスを身近に感じていたということもあります。大学3年頃から津田英語学校やブリティッシュカウンシルに通い、オックスフォードの試験を受け、ニューカレッジに行くこととなりました。

― 実際にイギリスに行ってみてどうでしたか?

私はものすごくラッキーで、イギリスには母の友達がたくさんいました。ケズィックさんという方にお世話になっていたのですが、ロンドンやスコットランドに家に泊めてもらい、夏休みやクリスマスを一緒に過ごし、息子のように接して育ててもらいました。

オックスフォードでの専攻は「Special Diploma in Social Studies」という大学院コースで、PPEの大人版みたいなものでした。

学業面でいえば「みんなよく勉強するな」というのが第一印象です。日本人も10人程いて、外務省入省直後の方などが同級生にいて、日本人も勉強できる人はできるんだなあと感心すると同時に、刺激を受けました。勉強をしなくちゃと意欲が湧いて、チュートリアルで出たリーディング課題のハードブックを、全部読めるわけがないのに6冊くらい張り切って買っちゃって(笑)。最初は本当にしんどかったです。

1972年 ケズィック夫妻と一人娘のマギーさんと

― オックスフォードで一番衝撃的だった出来事は何ですか?

私が卒業できたことでしょうか(笑)。やはり試験結果の発表が掲示されて、そこに名前があったのは嬉しかったですね。私にも卒業証書くれるなんて、オックスフォードっていい学校だなあと思いましたよ。