石川道子 第3回
「"覚者"は物質界の限界を越えられた存在で、自分の肉体から、パーソナリティーから、すべてを支配できます」

撮影:立木義浩

第2回はこちらをご覧ください。

シマジ 石川さんが翻訳している『マイトレーヤの使命』という全3巻の浩瀚な本を書いたベンジャミン・クレームさんはどういう立ち位置なんでしょうか? たしか画家でもあるんですよね。

石川 クレームさんはイギリスでは高名な画家ですが、この仕事をするために絵筆を握る時間もなかなかとれなくて、10代のころから真剣に携わってきた画家としての仕事を犠牲にしておられます。

シマジ クレームさんは、世界がこれからどうなるかなどということについて自在に覚者と交信出来るそうですね。

石川 はい。クレームさんの師である覚者といつでも自在に交信することができるのです。つまり、この情報を世界に伝えるという役割を果たすために、師である覚者と双方行のコミュニケーション能力を確立されたんです。覚者からのメッセージを正しくキャッチできるようになるまで訓練を積んでおり、覚者は、いつでも必要なら、クレームさんの目や耳を通して、彼の前にいる人を見ることも、話を聞くこともできるのです。もちろん、クレームさんの自由意志を決して侵すことなく、彼の協力のもとで行います。

シマジ ヒノ、どうだ、凄い話だろう?

ヒノ ???

石川 チャネリングってよく聴くでしょう? チャネリングしてメッセージを受けた、とかよく言われているでしょう。しかしその場合は、通常アストラル界と呼ばれる、感情・情緒界に存在する霊が霊媒などを通して送ってくるのですが、覚者の場合は、人間の感情想念で溢れるアストラル界を通してメッセージを送ることは一切なく、さらに上位のメンタル界の想念帯を通して送られ、それをキャッチできる発達した弟子たちが受信できるのです。特にクレームさんの場合は、意識した状態で、マインドからマインドへのメンタルテレパシーであり、偶発的ではなく、意図的な交信なのです。

シマジ それはつまり宇宙からの交信ということですか?

石川 いいえ。この地球上での進化の旅路を終えて、完成の域に達した覚者方というのは、物質界の限界を超えられた存在であり、他の惑星の住民たちとの交流も自在にできますが、地球人として、私たちを導いてくださるのです。わたしたちの肉体は原子が集まって出来ていますが、覚者方のからだは原子よりさらに微少な亜原子、つまり光に変えられており、自分の肉体から、パーソナリティーから、すべてを支配でき、いわゆる肉体の「死」というものはないのです。覚者になったときの転生(人生)から数えて、300歳なんていうのは若い覚者なんです。