雑誌
現役議員と秘書への取材で判明
政治家のホントの給与とお手当
「笑っちゃうぐらいオイシイ!」

年収7000万円、amazonより早いサービス…etc
〔PHOTO〕gettyimages

amazonよりも早い国会の「宅配サービス」

「政治家は、文書通信交通滞在費であれ、資金管理団体からの支出であれ、『政務活動として使用した』と言えば、どんな支出にも理由がつけられるのです。一年365日、毎日卵を買って、申告したとします。それも『卵の価格調査のため』とか『自分の選挙区には養鶏業者が多い。なので、コンビニとスーパーで売っている卵の違いを調査するために購入した』と言えばOKなのです」(元衆議院議員の杉村太蔵氏)

いま、「政治家のカネ」に再び注目が集まっている。4月、"浪速(なにわ)のエリカ様"とモテはやされた上西小百合議員(32)が政治家としてもっとも大事な衆院本会議を「体調不良」で欠席した前日に、六本木のショーパブなどをハシゴしていたことが発覚。しかも、所属していた維新の党からの辞職勧告を、上西氏はかたくなに拒んだ。

「3000万円以上の給料が29歳(当選時)の女のコに入ったわけですよ! ずっと議員やりたいみたいです」

維新の党の橋下徹最高顧問(46)は街頭演説で上西氏をそう批判した。また、昨年6月には、"号泣県議"こと野々村竜太郎元兵庫県議(48)の「政務活動費」問題が発覚。彼は「(政務活動費は)多かった。使い切らないといけないと思った」と発言している。

上西氏はなぜそこまで国会議員という職にしがみつくのか。そして使い切れないほどのカネとは何なのか。政治家センセイというオイシイ仕事の実態を紹介していこう。

国会議員の「歳費」(給料)は法律で決まっており、月額約129万円。これに年2回の「期末手当」(ボーナス)が計約580万円プラスされ、年間で計約2100万円を受け取っている。だが、これはあくまで第1のサイフにすぎない。

第2のサイフが毎月100万円、年間で1200万円支給される「文書通信交通滞在費」(以下、文通費)だ。議員活動に必要な経費として支給されるものなのだが、非課税で、領収書の提出義務がないという驚きの制度。この文通費、実態はただの「つかみ金(きん)」としか思えない。そもそも「文書」は国立国会図書館の職員に国会議員が依頼すれば無料なのだ。

「必要な資料があれば、電話一本で国会図書館が一日2便、事務所に届けてくれます。議員の名前を使って電話すれば『FRIDAY』でも『an・an』でも何でも持ってきてくれますよ。秘書の間では『Amazonより速い』といわれています」(ベテラン秘書)