スウェーデンとデンマークを自転車で往来!? 国境に栄える都市のアイデア
マルメからのぞむ、オーレスン橋

デンマークとスウェーデンをつなぐオーレスン地域

デンマークの首都コペンハーゲン(Copenhagen)とスウェーデン第三の都市マルメ(Malmö)を結ぶ、全長16キロの鉄道道路併用橋「オーレスン橋(Øresundsbron)」は、2000年6月の開通以降、これら2つの都市を中心としたヒト・カネ・モノの交流に、大きく貢献してきました。

これによって、デンマークのシェラン島、ムーン島、ボーンホルム島と、マルメを中心都市とするスウェーデンのスコーネ県との間で、二つの政府・文化・言語・通貨からなる都市圏オーレスン地域(Öresundsregionen)が形成。370万人を超える(2010年1月時点)人口を擁し、その経済規模は、スウェーデンとデンマーク両国のGDP(国内総生産)の25%以上を占めています。

オーレスン地域では、今後も、人口の増加が見込まれ、2070年には、現在の人口と比べて、およそ100万人増加すると予測されています。この予測をふまえ、50万戸規模の新たな住居供給や、交通網の拡充、雇用創出など、2070年に向けたオーレスン地域の都市計画に対する提言としてまとめられたのが「Öresund 2070(オーレスン2070)」。スウェーデンの建設会社Skanska(スカンスカ)とコンサルティング会社Sweco(スウェコ)によって共同で策定されました。

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