イギリスでは「奨学生」はステイタス!? お金が理由で留学をあきらめるな!

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BCJA奨学の特徴である「ブリテッシュ・カウンシル証明書」の価値

ブリテッシュ・カウンシルが認めていることが最大の特徴です。ここに価値があります。例えば、臨床医として英国に留学した人は通常は患者と接触はできません。しかしながら、ブリテッシュ・カウンシルのお墨付きがあれば、英国で診療行為を行う許可がとりやすくなります。また研究後に就労ビザに変更する際にビザの取得、更新などでも有利に働く事例も多くあります。

ブリテッシュ・カウンシルとは、英国では、英国政府公認の奨学生という扱いになります。そのため、英国での扱いは、自費やその他奨学金できている人とは全く異なります。実際、シンガポールなど英国連邦系の国へ行った時、ブリテッシュ・カウンシル奨学生というだけで、空港や研究所でも特別扱いをされたことなどもありました。

BCJA発起人であり、オックスフォード大学卒でもある西田宏子氏は、ブリティッシュカウンシルの証明書が、国際パスポートであることをご自身の体験談をまじえて話してくれました。


BCJAは、個人の寄付ベースで運営されているため奨学金としては一人15万円しか出せませんが、提供する価値は単なるお金ではありません。最近は財政的にも余裕がなくなり人数も10人以下に絞っています。しかし、ブリテッシュ・カウンシルからの証明書が、その人のステイタスとなり、その他の団体からの奨学金の呼び水になるケースは多数あると聞いています。英国では、奨学生であることがステイタスになるケースがよくあります。例えば、非常に優秀な伯爵の息子は、オックスフォード大学から奨学生に選ばれたら、「奨学生」というタイトルだけを得て、お金はもらいません。信頼ある団体に奨学生として選ばれることに価値があるのです。

だからこそ、私たちは「ブリテッシュ・カウンシル証明書」ということに価値があると考えています。そして、本人や家族の所得等、お金の必要性に一切関係なく、優秀で、「鶴の恩返し」という気持ちを次の世代に引き継いでくれる人を選んでいく奨学金制度、と位置付けています。

BCJAが求める人物像

審査員により判断は異なりますが、3つの価値を共有しています。1つ目はアカデミア志向の人を優先すること。結果、津田塾の塾長や大学教授など、多くの教授陣を輩出しています。2つ目は、画家やアーティストなど、他の奨学金では選ばれにくい人を応援すること。必ずしも大学に所属する形ではなくても、クリエーターの英国留学に期待しています。3つ目は、国籍や出身大学などでの制限を設けないこと。日本の大学を出ていない日本人でもいいし、日本の大学をでた外国人でも応募は可能です。

今でも、発起人メンバーも狭き門(8~10名程度)の合格者を選考すべく、審査委員として書類に目を通しています。倍率は10倍弱ですが、候補者のレベルも非常に高くなっています。明確なビジョン、研究のテーマや意味などを重視していて、「海外で経験を積みたい」程度だと選ばれるのは難しいかと思います。

一方で、すべての人に可能性は開かれています。例えば、これまでに文献の補修技術を英国に学びに行く大学の司書さんや地方公務員の人、JICA(国際協力機構)の人も奨学生に選びました。英国での経験が将来のビジョンにつながる方であれば、幅広く開かれています。