石川道子 第1回
「キリストの登場から2000年が経ったいま、人類は新しい時代に入っていく。これは天文学的な事実なんです」

撮影:立木義浩

<店主前曰>

現代はマテリアリズムの時代である。たしかに唯物史観は誰にとってもわかりやすい。だが、わたしはその昔、今東光大僧正にこんなことをいわれたことがある。

「シマジ、本物のインテリは物事を唯物的にみるのではなく、唯心論でも考えなければいけないだよ。スピリチュアルな世界からみれば、唯物論などは、所詮は子供だましみたいなところがある。お前にだってわかるだろう。人生は決して1+1=2ではないんだよ」

今月のお客さまは遙々アメリカのバークレーからお越しいただいた石川道子さんである。彼女はまさにスピリチュアルな世界を見ている方で、新しい時代の思考の二つの主な方向---政治的と霊的---を統合する国際月刊誌「シェア・インターナショナル」の日本語版翻訳・編集・監修責任者を務めている。

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ヒノ 石川さん、まずはネスプレッソをどうぞ。

石川 ありがとうございます。これはコーヒーですか?

ヒノ いわゆるエスプレッソですが、ブランド名をネスプレッソといいます。石川さんは普段はコーヒーを召し上がらないんですか?

石川 講演旅行中はときどき飲みますけど、ほとんど飲まないんです。なにか入れるものはありますか?

ヒノ ちょっと濃いですか。

石川 ええ、でも、折角だからいただかないとね。

立木 無理して飲まなくてもいいですよ。写真は撮ったからもういいですよ。身体壊したら困ります。

ヒノ ではちょっと牛乳で割りましょう。はい、どうぞ。このマシンはカプチーノも簡単に出来るスグレモノなんですよ。

石川 ありがとうございます。うん、美味しいですね。

シマジ 今日は立木さんとヒノにも入ってもらい、石川さんにいろいろとスピリチュアルな世界をお訊きしようと思うんですが、まず、いまやられている運動について話してください。