住みたい街2015
2015年08月03日(月)

【物件選びの知恵015】
人口減少と闘う
国内最小の「住みよい街」を作る松戸市の挑戦!

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古民家を改修し、アーティストなどに利用してもらう試みを行う松戸市

 大幅な人口減に直面する街

人口48.9万人、世帯数22.6万の松戸市。千葉県内では千葉市、船橋市に次いで居住人口第3位。古くから水戸街道の宿場町「松戸宿」として栄えた松戸は、長らく江戸・東京の近郊農村地域であったが、戦後の高度経済成長期には東京のベッドタウンとして発展。

一方でその街並みは、やはり典型的なベッドタウンのそれだ。松戸駅周辺のビルには全国チェーンの飲食店やドラッグストア、消費者金融がひしめき、駅前には自動車のロータリー。自動車が主役で人はその脇を歩く。駅や商業ビルに直結のペディストリアンデッキ「歩行者回廊」「空中歩廊」があるだけまだ歩行者配慮はあるといえる。もっとも松戸駅の場合、このデッキの存在は人の回遊性に関し上手く機能していないように見えた。

さてこうした都市郊外のベッドタウン。現在はまだ人口微増ないしは微減のところが多いが、やがてはやはり大幅に人口減少・小子化・高齢化は急角度で進むのは既定路線だ。

こうした事態に際し、埼玉県志木市・春日部市、千葉県柏市・流山市、大阪府高槻市・箕面市などは、都市再生特別措置法の改正を受け「立地適正化計画」の策定に入った。3月末時点で全国175の自治体がこの計画を策定中で、早ければ2017、18年度には全体像が公開される。

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