「貧しい子どもたちを救おう」
シアトル・マリナーズ
岩隈投手が立ち上げた貧困撲滅プロジェクト

2015年シーズンは1投球回毎にお米1万円分を寄付する岩隈投手。©B-creative agency

この連載では、NPO法人ベースボール・レジェンド・ファウンデーション(BLF)の活動のみにとどまらず、様々なスポーツ関連の社会貢献活動を紹介していきます。今回は、メジャーリーグのシアトル・マリナーズに所属する岩隈久志投手が発起人となっている「アス食プロジェクト」についてご紹介します。

すでに150万円分のお米を寄付

岩隈投手は今年4月、自らが発起人となり、農業生産法人越後ファーム株式会社(新潟県東蒲原郡)の協力のもと、日本の子どもの食の貧困を解決することを目的とした『アス食プロジェクト』を発足させました。

同プロジェクトには、農業生産法人越後ファーム株式会社が協力。©農業生産法人越後ファーム株式会社

発足の背景にあったのは、日本における子どもの貧困率の上昇です。現在の日本では子どもの6人に1人が貧困状態に陥っており、この数字は先進国の中でも極めて高いと言われています。

かねてからこの問題の解決に尽力してきた岩隈投手は、すでに昨年、150万円分(1勝につき10万円分)の越後ファームのお米をフードバンクに寄付しています。寄付されたお米は、フードバンクに登録されている全国の家庭に届けられました。

そして、今年の春より正式に『アス食プロジェクト』を立ち上げ、今シーズンも1投球回毎に越後ファームのお米1万円分を寄付するということです。岩隈投手は、「微力ながら、この問題の解決に少しでも貢献できればと考えています。日本の将来を担う子どもたちに、自らのプレーを通して少しでも多くのお米を届けられるように頑張りたいですね」と語っています。