「自分の意見を伝えられる子どもに育てる」
【第17回】自信はどうしたら身に付くのか?

〔PHOTO〕Thinkstock

自信は能力やスキルとは別物

「自信」が大切であることに対して、異議を唱える人はいないでしょう。

自信は、社会を強く生き抜いていくうえで、非常に大きな要素です。仮に能力が変わらなくても、自信がない人よりもある人のほうが、いい結果を残せます。自信がない人は、持っている力を外に向けて発揮する前に「でも、やっぱり・・・」「もし失敗したらどうしよう」と考え、躊躇してしまいます。その結果、実行しないので、実現しない。

アメリカの心理学教授リチャード・ペティは、「自信」を次のように定義しています。

「自信とは、思考を行動に変換するものである」

また、別の心理学者ブレンダ・メイジャーはこう言います。

「『あることを成し遂げるために必要なスキルが自分にある』と確信することが自信を生む」

これは、非常にわかりやすい定義ではないでしょうか。

考えていることは同じでも、それを行動に移せる人と、そうでない人がいます。考えていることを行動に移す際に必要なのが「自信」というわけです。

そして、「実際にそれを実現する能力・知識・スキルがあるかどうか」というより、「それを成し遂げるために必要なスキルが自分にある、と確信すること」が大切だということです。

これは逆に考えれば、とても納得しやすいと思います。事実、ぼくの周りには、能力・スキルが高いのに、物事に取り組まない人が複数人います。やればできるのに、やらないから何もできない。この時、その人に能力があるかは関係ありません。いくら能力があっても、踏み出さなければ、できるはずがありません。

そういう意味で、自信は能力やスキルとは別物と考えなければいけないわけです。

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