[アイランドリーグ]
愛媛・弓岡敬二郎監督「後期のキーマン、元楽天のポロ」

層厚くなった投手陣

 前期は5月に入って失速し、最終的には14勝16敗4分の負け越しに終わりました。最大の原因は打撃不振。チーム防御率は2.29と優勝した香川(2.12)と大差なかったにもかかわらず、チーム打率はリーグ最下位の.202と打線に火がつきませんでした。

 後期までのインターバルでは打撃練習に重点を置き、選手には振り込みをさせています。梅雨時で実戦機会が雨で流れているのは残念ですが、後期は、この成果が出てほしいと感じています。

 後期は、前期を指のケガでほぼ棒に振ったラファエル・ポロがカギを握るでしょう。東北楽天で半年プレーし、日本の野球は経験済み。機動力も使え、コンスタントに起用すれば結果は出る選手だとみています。

 課題だったサードの守備も、ノックから1球1球を大事にするよう伝え、まずまず守れるようになってきました。彼が上位を打って攻撃を活性化させてほしいものです。

 北米遠征ではリーグ選抜の一員で選ばれた高田泰輔が3割以上の打率を残し、いい状態になって戻ってきました。ポロと高田が打線を引っ張るような状態になれば、前期の二の舞いにはならないでしょう。

 投手陣ではアイランドリーグで実績のある元広島のウィルフィレーセル・ゲレロが加わりました。肩とヒジを痛めていた橋本直樹も復帰し、中継ぎ陣も層が厚くなっています。正田樹、小林憲幸、東風平光一、ゲレロが先発でゲームをつくり、橋本、伴和馬、高原和弘のリリーフ陣から抑えの阿部直晃につなぐパターンが構築できれば、暑い夏場の戦いも乗り切れるはずです。