日本人が危機意識を共有して、解決すべき5つの重要課題
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「私は、あなた方に謝らなければならないことがあります。我々の世代は、1000兆円にも及ぶ負債を、あなたたちに残していくことになり、本当に申し訳ないと思っています」

オリックス シニア・チェアマンの宮内義彦氏が、G1経営者会議でお話しされた言葉だ。GDPの2倍を超える借金を作った責任は、政治家だけにあるのではなく、その同時代に生きた人々にもある。今年80歳を迎える大物財界人が、後に残された私たちに対して、その世代の一人の日本人として、お詫びをされたのだ。

当然ながら、私たちの世代も、後の世代に対して責任を持たねばならない。次世代につながる明るく希望ある日本を、自分たちの手で作り上げるために、これまで100の行動を執筆し、行動してきた。

しかし、日本と日本人が持つリソースは限られている。「100もあると覚えきれない。何が重要なの?」という質問もよく受ける。私たちは優先順位をつけて「行動」を実行していく必要がある。

99回目の行動は、「100の行動」の5つの重要課題について論じることとした。