唐沢寿明インタビュー「限界集落が舞台のドラマを演じて」
過疎の村を救ったスーパー公務員は何をしたか?

TBS連続ドラマ日曜劇場『ナポレオンの村』7月19日(日)から放送開始!

限界集落に赴任し、村の再生に奮闘する公務員の姿を描いたTBSの日曜劇場『ナポレオンの村』が、7月19日(日)から、いよいよ放送開始となる。
原案は、講談社+α新書の高野誠鮮著『ローマ法王に米を食べさせた男~過疎の村を救ったスーパー公務員は何をしたか?』である。主演の唐沢寿明さんに、役者としての意気込みと、みどころを訊いた。

* * *

――唐沢寿明さん演じる主人公の浅井栄治は、舞台である限界集落に変革をもたらします。何かを変えるということには相当なエネルギーが必要で、自分に自信がなければできないことだと思います。この自信はどこからくるのでしょう?

彼が自信家かどうかは、わかりません。ただ“とりあえず言っちゃえ”という人なんだと思います。言わないで何もやらないよりは、とりあえず口に出して言っちゃって、そうすることで何かが始まることを選ぶ。結果、失敗に終わったとしても、次も懲りずにとりあえず言っちゃえ、と(笑)。次から次へと提案が続くわけですから、すごいアイデアマンですよね。

こういう人は、自分の得意なことと不得意なことを実はきちんとわきまえているのだと思います。でなければ、現実的で、効果的な提案はできませんから。

芝居を例にとると、俳優が自分の得意不得意を知っていれば、不得意なシーンであっても何かしら対処のしようはあります。それがわかっていなくて、不得意なことに目をつぶってしまうと得意なことしか見えませんから、自己評価ばかり高くなってしまって、なぜ自分は他者から評価されないのか、ずっと苦しむことになります。そういう意味では、浅井は単なる自信家ではないと言えるでしょう。