雑誌 ドクターZ
「キャリア官僚は忙しい」は本当なのか?
〔PHOTO〕gettyimages

国家公務員の朝型勤務で「国会対応」はどうなるか

国家公務員が勤務時間を1~2時間ほど前倒しする朝型勤務が始まった。一部の省庁はこれで、午後7時以降の超過勤務ゼロを目指す。政府はこの朝型勤務を「ゆう活」と名付けて、国民運動にしたいようだ。

今回、国家公務員で対象になるのは約22万人。全体の4割に達する。国家公務員には「霞が関勤務」と「地方支分局勤務」があり、霞が関勤務は全職員の8割とほとんどが対象になるのに対して、地方支分局などの窓口業務では導入しないため、対象は4割弱にとどまる。

ここでさっそく話題になっているのが、公務員の国会対応がどうなるのか、ということである。

霞が関勤務で超過勤務の代表となっているのが国会対応だ。これまでの常識では、霞が関では国会対応のための徹夜も当たり前とされてきた。それが今国会は95日間、9月27日まで戦後最長の延長になったので、朝型勤務と国会対応をどう調整するのか、となっているわけだ。

政府は、国会対応については家でも仕事ができるテレワークでの対応を考えているという。しかし、それでは仕事をやる場所が変わるだけで、残業していることに変わりはない。「ゆう活」で、公務員はブラック化するというジョークも出ている。

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