ピンタレストジャパン定国直樹に聞く(第2回)
SNSではない! みんなが知らないPinterestの本当の楽しみ方


定国直樹さんと佐々木俊尚さん
メディアの未来についてジャーナリスト佐々木俊尚氏が切り込んでいく本連載、今回のゲストはピンタレストジャパン代表の定国直樹氏です。「画像共有SNS」と誤解されていることの多いサービスですが、 SNSとはまったく違うポジションをとっている「Pinterest」。第2回では、Pinterestはどんなサービスなのか? どんな楽しみ方があるのか? さらに踏み込んで聞いていきます。(文・田中裕子/写真・瀬野芙美香)

⇒第1回はこちらからご覧ください。

ピンタレストの始まりはブックマーク

佐々木 個人的にいろいろな使い方をしてみて思ったんですけど、Pinterestって、結局はブックマークサービスなんでしょうか?

定国 まさにそのとおりです。さすがです。

佐々木 画像を軸にしたブックマークサービスって、今までこの世に存在しなかったわけですよね。それがいま、スマホ時代になってようやく登場した。これは面白いことだと思うんです。どうしていままで誰も思いつかなかったんだろうって(笑)。

定国 もともと、創業者のベン・シルバーマンが、子どものころ蝶の標本がすごく好きだったんですよ。「これをオンラインで表現したらどうなるんだろう?」というのが、Pinterestの発想の原点です。

佐々木 あ、それで「ピン」か!

定国 あと、アメリカって家にコルクボードがあって、そこに家族の思い出の写真をピンで止めていく文化があるんです。そういう意味合いもあって、「ピン」と「インタレスト」をくっつけた言葉を社名にしたというわけです。

佐々木 なるほど!

定国 けれど、じつはその「画像のブックマーク」的な発想だけでは、まったく人気が出ませんでした。流行るようになったのは、人と人をつないでからなんです。つまり、個人のブックマークで終わるのではなく、ほかの人のピンやボードを参考にしてもらうようになってから。この発想がイノベーションだったんでしょう。

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