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25人の専門家が大予想!
この2万円グズグズ相場、下がるのか、上がるのか

黒田東彦日銀総裁。過度の円安には警戒感を見せる〔PHOTO〕gettyimages

強くて、堅い

兜町の「伝説の情報部長」西廣市氏(SMBC日興証券)は、現在の株価はまだまだ上昇の余地があると見通している(→記事はこちら「日経平均は2万6000円まで上がる」)。

ただ、現在のところ、ギリシャ危機、米国の利上げ、ウクライナ情勢といった不安定な要因が散見され、6月18日には日経平均が2万円を割ったこともあり、「踊り場」という印象を振り払うことはなかなか難しい。

ほかのプロフェッショナルたちは、今後の日本経済をいったいどう見ているのだろうか。

本誌は、アナリスト、経済学者など25人の専門家に、この6月以降の日経平均株価、ドル円レートを予想してもらった。

短期のメドとして今年8月時点の相場、中期的な視点から、今年12月の相場、2つの時点での状況をそれぞれの専門家に聞いた。

まずは、8月時点の日本経済の状況について、プロたちの予想を聞こう。株価は現在の水準を超えているか。

彼らの大部分は、基本的に今後も株価が安定して推移する「株価堅調シナリオ」を描いている。

25人の専門家のうち、8月に年初来高値の2万655円を超えるとしたのが10人、2万円超えの堅調な数字を維持するとしたのが7人だった(次頁一覧表)。

このうち多くは、企業業績の回復、マクロ指標の改善という、日本経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)の強さを理由に挙げている。