雑誌
懸念的中!
首都高速中央環状線開通、いいことばかりじゃなかった

「C1」vs.「C2」実走行レポート
新宿 都庁前→羽田空港第2ターミナル 環状線実走行レポート!
羽田空港第2ターミナル

3月7日に、首都高速C2(中央環状線)の大橋JCT~大井JCTまでを結ぶ、山手トンネル(9・4km)が開通し、これまでのようにC1(都心環状線)を迂回せずに湾岸線に合流することができるようになった。

首都高速道路株式会社の予測では、新宿から羽田空港までの所要時間が、開通前のC1経由では約40分かかっていたものが、約20分に短縮されるといわれていた。

しかし、どれだけ早くなるのかなどは、実際に走ってみないとわからない。そこで今回は、編集部・林が走り初めをしつつ、所要時間などの各種情報をチェックしてきた!

今回は1人での取材とあって、ハンドルから手を放さず、遠隔操作で撮影できるようにしたカメラ装置を搭載しての走行だ。

C1とC2を往復。開通による効果を検証する

今回走行したのは、開通してから5日目の3月11日(水)。この日は幸か不幸か、大きな渋滞が発生しなかった。多少の混雑でロスした分は、時間を計測して差し引き、混雑しない場合の所要時間を算出している。流れに合わせて走行したので、時間帯により道路状況が変化して、所要時間に前後はあるものの、C2を利用した方が、約10分早くなる結果となった。

1.都庁前を出発し、新宿ランプに向かう。右側が4号新宿線への入口。左の側道へ行けば、C2の初台南入口に向かうことができる

実際に走行してみると、ほぼ全線トンネルではあるが、車線の幅は充分あり狭さは感じない。視界に関しても、LED照明が使われ、かなり明るい印象を受けた。

ただ、大井JCT付近はカーブとアップダウンが多く、ここに関しては運転に注意が必要だと感じた。事故を起こさないように、スピードの出し過ぎには注意してほしい。

距離的には、C1経由は28km、C2経由は22kmと短くなるうえ、時間的にもC1を経由するのに比べて、かなり早くなったと感じられる。初台南ICから大井JCTまでわずか約10分で到着してしまうのだ。新宿の都庁前~羽田空港第2ターミナルまで、一般道を合わせても17分程度で着けるのは非常にありがたい。

2.山手通り沿いにあるC2初台南入口。右側車線を走行しておくと入りやすい。この先合流注意だ

ただし当初の予測を裏切って、C1とC2でそれほど差が付かなかったのは、開通以前に比べて、C1の渋滞が大幅に減っていて、想定していた時間よりもかなり早かったのだ。

このことを証明するデータが、3月17日(火)に首都高速道路株式会社から、開通後1週間の利用状況がプレスリリースされたのだが、C2が全面開通してから、C1の渋滞が約5割減少し、1日平均9時間渋滞していた浜崎橋JCT(1号羽田線、11号台場線から)にいたっては、ほぼ渋滞が解消したという内容だった。

編集部・林もよく首都高を使っているが、C1が日中こんなにスムーズに走れたのは、いつぶりだろうと感じたくらいだ。

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