リーダーを目指す若者に告ぐ! 
できるだけ早い段階で世界のトップ層と触れあおう

2015年06月14日(日) 田村 耕太郎
〔PHOTO〕iStock by gettyimages

とにかく上質なサークルに入ること!

今回は世界を舞台に活躍したいと思っている若者に向けて書く。

これからのリーダーは単に「リーダー」なのであって、その舞台に「日本」も「海外」もない。だから、できるだけ早い段階から世界に出て、本当のトップ層に触れ、自分の相対的地位と強みを認識すべきである。全てのレベルが劣化しつつある日本の中で「上位」と言ってみても、あまり意味はない。

本当のトップ層に触れると、飛び交う情報が全く違ってくる。出会うネットワークが違う。美味しすぎて信じられない話ばかりだが、紹介してくれる人が人なので、相手のバックグランドチェックはもう済んでいる。皆、チャレンジしている物事のスケールが大きいので、応援し甲斐があるし、応援する過程で、自分にも、刺激、学び、情報、ネットワーク等々、様々なプラスがある。そういうサークル(大学のじゃないよ)に入ることだ。

そういったグローバルなサークルに入っている日本人はまだまだ少ないので、今なら下駄をはかせてもらって、仲間に入れてもらえるチャンスがあるかもしれない。世界的な力を持つ人々が自分を伸ばしてくれるはずだ。

世界的に力がある人と一緒にやらないと、本当の課題は解決されない。だから、地に足がついていて、目線が高く、実績ある人たちの輪に入れてもらえるよう頑張ろう。誰もが簡単に入れるものではないけれど、常にそういう意識を持っているだけでも、出会いの活かし方が変わってくる




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田村 耕太郎

(たむら・こうたろう) 前参議院議員。エール大学上席研究員、ハーバード大学研究員などを経て、世界で最も多くのノーベル賞受賞者を輩出したシンクタンク「ランド研究所」で唯一の日本人研究員を務めた。
国立シンガポール大学公共政策大学院名誉顧問、新日本海新聞社取締役東京支社長。
1963年生まれ。早稲田大学卒業、慶応義塾大学大学院修了(MBA取得)。デューク大学ロースクール修了(法学修士)、エール大学大学院修了(経済学修士)、オックスフォード大学上級管理者養成プログラム修了、ハーバード大学ケネディスクール危機管理プログラム修了、スタンフォード大学ビジネススクールEコマースプログラム修了、東京大学EMP修了。
2002年から10年まで参議院議員を務めた間、内閣府大臣政務官(経済財政、金融、再チャレンジ担当)、参議院国土交通委員長などを歴任。
シンガポールの国父リー・クアンユー氏との親交を始め、欧米やインドの政治家、富豪、グローバル企業経営者たちに幅広い人脈を持つ。世界の政治、金融、研究の第一線で戦い続けてきた数少ない日本人の一人。
2014年8月、シンガポールにアジアの地政学リスクを分析するシンクタンク「日本戦略情報機構(JII)」を設立。また、国立シンガポール大学(NUS)リー・クワンユー公共政策大学院の兼任教授に就任し、日本の政府関係者やビジネスリーダーに向けたアジア地政学研修を同校教授陣とともに実施する。
著書に『君に、世界との戦い方を教えよう 「グローバルの覇者をめざす教育」の最前線から』などがある。