「自分の意見を伝えられる子どもに育てる」
【第12回】コミュニケーションの責任を誰が負うか

〔Photo〕iStock by gettyimages

「人の話を聞ける人材」と「自分の考えを言える人材」

コミュニケーション力について、子どもに身につけてもらいたい能力は、各国で違うようです。

わかりやすいところで、日米で比較すると、日本では、相手の気持ちがわかる子に育ってほしい、ちゃんと話を聞く子になってほしいという意向が強いようです。

一方、アメリカでは違います。アメリカでは、自分がしてほしいことが何かを明確にいえる子になってほしい、自分の意見を言える子になってほしい、という意見が多いです。

言葉を変えると、情報の「受信力」を高めたいと思っている日本と、情報の「発信力」を高めたいと思っているアメリカ、とも言えるのではないかと思います。

これはもちろん、社会の中で醸成された"望み"で、どちらがいいということではありません。ただし、社会が多様化していくと、「話を聞くこと(情報を受信すること)」以上に「話を伝えること(情報を発信すること)」が重要になっていきます。

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