「防災士」という資格をご存じですか?
相次ぐ災害~家族を守るために知識を付ける

防災士ってどんな資格?

「防災士」という資格が存在することをご存じだろうか。地域、企業、職場など、あらゆる場での防災力向上を目指し、そのための知識、技能を身につけた人材を育てるべく、2003年に作られたのがこの資格。年齢、国籍、経験等に特に制限はなく、日本防災士機構が認証した研修機関での研修と試験、更に全国の自治体、地域消防署、日本赤十字社等の公的機関、またはそれに準ずる団体が主催する「救急救命講習」を受講することを基本の手順としている。

制度が出来るきっかけとなったのは1995年の阪神・淡路大震災を経て、大災害に対応できる人材が必要だという認識が広がったことだった。あれから20年の時を経た現在までに、この資格を取得した延べ人数は日本全国で90,000名を超えている。

筆者自身もこの資格を2014年に取得したが、身近に出来る備えにはじまり、気象学、地震や津波が発生する仕組み、避難所の運営方法、公的支援の受け方など、幅広く学んだ。東日本大震災後にも広島の土砂災害、御嶽山の噴火、そして直近では口永良部島での噴火で全島民が避難するなど、大規模な災害が相次いでいる。いつどこで自分自身の身に降りかかってきてもおかしくはない。重要なのは資格取得後、どのように知識をブラッシュアップし、そしてどのように実践へと近づけるかどうかなのだ。

この続きは、プレミアム会員になるとご覧いただけます。
現代ビジネスプレミアム会員になれば、
過去の記事がすべて読み放題!
無料1ヶ月お試しキャンペーン実施中
すでに会員の方はこちら