グローバル社会は「自信」がないと生き抜けない! 幼少期から自信とチャレンジ精神を磨く教育の価値

2015年06月04日(木) 田村 耕太郎
Photo by iStocks

才能溢れるチャーミングなロシア美女

世界中で仕事をしていると、男女年齢を問わず、「天は二物も三物も与えすぎではないか」と思うことが多々ある。あまりにも、人間性も仕事力も外見も輝く、多才な人が多いのだ。日本の嫉妬根性が「天は二物を与えず」という言葉を生み出したのではないかと勘繰りたくなるくらいだ。

世界中に二物も三物も与えられた人がゴロゴロしている。その理由は「自信」にある。小さい頃から自信を持ち、それが育まれていくから、人間的にも外見的にも素敵に見え、色んなことにチャレンジするので多才になっていく。

先日LAで開催された国際会議の最終日にトニー・ブレア前英首相らと同じテーブルで会食をした20代のロシア人女性もそうだった。穏やかで気さくで、チャーミングで美しい。ハーバード大学を卒業し、今は親の財産運用をしているという。ロシアの田舎者だと自分を笑うが、よく聞けば、農業の門外漢の私でも名を知るような、世界最大規模の肥料メーカーの創業者の御嬢さんだ。

親がその会社を売って巨額の資産を得たため、現在はその一部の資産で事業投資を行っており、彼女もその手伝いをしているという。乗馬が得意で多くの国際大会で優秀な成績も残している。彼女は、家族に恵まれ、人間性も見た目もチャーミングで、学歴も高く、スポーツや音楽など多様な趣味を持ち、会話から服装までセンスがいい。

日本にいたらすぐに「美人過ぎる〇〇」とメディアに取り上げられそうだが、「私はずっと無名で、フィアンセのおかげでこんな場所にいられる」と、いたって謙虚。ハーバードの同級生だったという同じテーブルにいたフィアンセも才能溢れる魅力的な人物で、ウルグアイで南米最大級の農業財閥を一代にして築き上げた起業家である。




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田村 耕太郎

(たむら・こうたろう) 前参議院議員。エール大学上席研究員、ハーバード大学研究員などを経て、世界で最も多くのノーベル賞受賞者を輩出したシンクタンク「ランド研究所」で唯一の日本人研究員を務めた。
国立シンガポール大学公共政策大学院名誉顧問、新日本海新聞社取締役東京支社長。
1963年生まれ。早稲田大学卒業、慶応義塾大学大学院修了(MBA取得)。デューク大学ロースクール修了(法学修士)、エール大学大学院修了(経済学修士)、オックスフォード大学上級管理者養成プログラム修了、ハーバード大学ケネディスクール危機管理プログラム修了、スタンフォード大学ビジネススクールEコマースプログラム修了、東京大学EMP修了。
2002年から10年まで参議院議員を務めた間、内閣府大臣政務官(経済財政、金融、再チャレンジ担当)、参議院国土交通委員長などを歴任。
シンガポールの国父リー・クアンユー氏との親交を始め、欧米やインドの政治家、富豪、グローバル企業経営者たちに幅広い人脈を持つ。世界の政治、金融、研究の第一線で戦い続けてきた数少ない日本人の一人。
2014年8月、シンガポールにアジアの地政学リスクを分析するシンクタンク「日本戦略情報機構(JII)」を設立。また、国立シンガポール大学(NUS)リー・クワンユー公共政策大学院の兼任教授に就任し、日本の政府関係者やビジネスリーダーに向けたアジア地政学研修を同校教授陣とともに実施する。
著書に『君に、世界との戦い方を教えよう 「グローバルの覇者をめざす教育」の最前線から』などがある。