2015.05.22(Fri) 岡田 真理

スピードとパワーを両立させるための食事とは? 
アイスホッケーの人気選手に聞いた体づくりの秘訣

筆者プロフィール&コラム概要
更なる飛躍が楽しみな王子イーグルス・久慈修平選手

スピード感と、迫力あるボディコンタクトが魅力のアイスホッケー。「氷上の格闘技」と呼ばれるほどの激しさゆえに、選手たちは常に体調管理に取り組まなければならない。今回は、シーズンを終えたばかりの久慈修平選手(28・王子イーグルス所属)に、アイスホッケー選手ならではのコンディションづくりについてお聞きした。

競技の激しさに耐えるための工夫

久慈選手がアイスホッケーを始めたのは、4つ上の姉の影響。幼稚園にアイスホッケーチームがあったという生まれ育った苫小牧の環境も手伝って、当たり前のようにスティックを持つようになった。プロの道に進もうと思ったのは、高校生になった頃。念願の夢を叶えた後は、チームを代表する人気プレーヤーへと成長した。

プロとして生き残るためには、やはり怪我を避けることが大事。そのために、トレーニング、食事管理においては「スピードやボディコンタクトに耐えられる体づくり」を意識しているという。

「これからシーズンオフですが、特に7月から8月にかけては、肉やお米をたくさん食べたり、トレーニングが終わったらすぐにプロテインを飲んだりして、コンタクトに耐えられる強い体を作ります。シーズンが始まると、今度はあまり食事を摂りすぎるとベストなコンディションに持っていけないので、例えばプロテインはアミノ酸の多いものに切り替えるなどの工夫をします。選手によってはお米を食べなくなったり、野菜類を多めに食べたりする人もいます」

久慈選手がシーズン中に心掛けているのは、乳酸菌の摂取。「冬場のスポーツなので、とにかく風邪を引かないように乳酸菌を意識して摂っていますね。僕はヨーグルトが好きなので頻繁に食べています」

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(おかだ・まり) スポーツライター、NPO法人ベースボール・レジェンド・ファウンデーション代表。1978年生まれ。立教大学卒業後、カリフォルニア大学エクステンションにてマーケティングのディプロマを取得。帰国後はプロアスリートのマネージメントに従事し、後にライターに転身。現在はアスリートのインタビュー記事を執筆する傍ら、ベースボール・レジェンド・ファウンデーションを運営している。


アスリートと「食」

自らのカラダに細心の注意を払うトップアスリートたちは食生活にもプロフェッショナルである。アスリートにとってもそうでない人にとっても役に立つ、スポーツ選手たちの食に関するエピソードを、自らもプロ選手のマネジメントに携わった気鋭のライターが紹介する。