バスキュール朴正義【第1回】「100万、1000万単位の人々が参加する、ネット時代の"新しいお祭り"を作りたい」
朴正義さん

オンライン学習サービスschoo WEB-campusとのコラボレーションで世の中に新しい価値を生み出そうと挑戦する「起業家たちの原点」を紐解くインタビュー企画。第6弾の今回は、バスキュール代表・朴正義さんの登場です。

トヨタやコカ・コーラ、ソニーなど数々の企業やブランドのデジタルプロモーションを手がけ、国内外の広告賞を総なめにするクリエイティブカンパニー、バスキュール。クリスマス期間限定大規模Twitterプロジェクト「クリスマスボックス」や「東京ガールズコレクション」のプロモーションとして開発された「TOKYO GIRLS PARADE」など、多くの人を巻き込む体験型のコンテンツを世に生み出し続けています。最近では、テレビ×スマートフォンという領域に挑戦し、この春、日本テレビとの合弁会社「HAROiD Inc」を設立。

2000年の創業から15年、経営者でありながらクリエイターとして第一線を走り続けている朴正義さんに、バスキュールがこれまで手がけてきたプロジェクトとその背景、そして目指す未来について伺いました。

⇒授業の様子はこちらからご覧いただけます。

広告を制作する会社が広告枠を買う!?

― まず、バスキュールはどんな会社なのか、ということをお聞きします。 授業の冒頭にバスキュールのCMが流れましたが、これは一体どういうことなのでしょうか? 広告を作る側のクリエイティブカンパニーが自社のCMを制作すること自体、珍しいように感じます。

 そうですね。一般的にバスキュールはWEB広告を得意とする企画制作会社だと思われてると思うんですが、目指すところはその枠には収まっていないんです。自社のCMをテレビで流した理由は、どうしてもテレビを舞台にやってみたい試みがあって、それをなんとか実現するために自ら番組枠を買ったからなんです。1時間の番組を買っちゃったので、6分のCM枠がついてきたんですね。

― なんと(笑)。やりたいことをやるために番組を買ったらCM枠がついてきた。それで自社のCMを作って流したと。

 そう。しかもそのCM自体が新しい挑戦でもあって、このCMを観てる人がその瞬間にスマホで対応するアンケートに答えると、リアルタイムで高速集計され、CM表示時間中にそれが表示されていくんです。実際に、CMを観てから最初の10秒くらいで4000人ぐらいの人が反応してくれて、CMの残り20秒の間にその数をCM上に映し出すという多分世界で誰もやってない試みにチャレンジしてみました。せっかくの自社CM枠なので、視聴者がただ観るだけでなく参加するという体験にこだわってみたんです。ある意味、失敗が許されますからね。バスキュールは、やってみたいことをやる会社、思いついてしまったことを先に形にして、それで世の中がおもしろくなったらいいなと企んでいる会社です。

― 確かにクライアントありきでは、こんなにも新しいことを考えて実行できない気もします。ミッションとして「宇宙と未来のニューヒーローを目指す」ということを掲げられていますが、これはどういうことなのでしょうか?

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