ソーシャルビジネスの事業化をサポートする専門プログラム「SE Outreach Accelerator」が今年もストックホルムで開講
2015年SE Outreach Acceleratorに参加しているバングラディシュの社会起業家Shezan Shams氏

社会起業家たちを支援し、社会的課題を解決へ導く

スウェーデンの首都ストックホルムで、2015年4月、ソーシャルビジネスの事業化をサポートする専門アクセラレーションプログラム「SE Outreach Accelerator(SEアウトリーチ・アクセラレーター)」がスタートしました。

このプログラムは、スウェーデン国際開発協力庁(SIDA)との提携のもと、世界の社会起業家を支援する非営利団体「Social Entrepreneurship Forum(ソーシャル・アントレプレナーシップ・フォーラム)」によって、2012年から毎年実施されてきました。新興国や発展途上国で社会的課題の解決に取り組む社会起業家を対象に、セミナーやワークショップ、メンタリング、コーチングなど、様々な手法を効果的に組み合わせたプログラムを提供。社会起業家たちの革新的なアイデアをベースに持続可能な事業モデルを確立させ、経済的自立をはかりながら、社会的課題の解決に中長期的に取り組むことができるようにするのが狙いです。

卒業生がロールモデルとして活躍する

第4回目となる2015年プログラムには、バングラディシュでプリペイドカード式のバンキングサービス「E-Cash」を創出したShezan Shamsさんや、ケニアでバナナの加工食品を開発し、バナナ農家の経済的自立を支援している「Stawi Foods & Fruits」のEric Muthomiさんら、455名の候補者から選ばれた8名の社会起業家が参加。2015年4月23日には、このプログラムの拠点となるストックホルムのコワーキングスペース「Impact Hub Stockholm」でキックオフイベントが開催され、参加者それぞれが、自らが取り組む社会的課題の概要とその解決に向けたアイデアを、情熱に満ちた表情でプレゼンテーションしました。

SE Outreach Acceleratorは、個々の社会的課題の解決やソーシャルビジネスとしての成長・発展を促すのみならず、このプログラムを"卒業"した社会起業家がロールモデルとなることで、次世代の社会起業家をより多く生み出す効果も期待されています。