サッカー
ハリルホジッチ監督がこの時期にトレーニングキャンプを実施する目的とは?
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「私はキミたちのプレーをしっかりと見ているぞ」

ヴァイッド・ハリルホジッチ監督率いる日本代表が、5月12、13日にトレーニングキャンプを行ないます。

Jリーグは4月下旬からゴールデンウィークを挟み、中2日や3日のスケジュールで5連戦を消化してきました。このため、週明けの12、13日はオフにするクラブもあります。各クラブの監督からすれば、「選手が疲れているこの時期に、わざわざキャンプをやらなくてもいいのに」とボヤきたくもなるでしょう。

トレーニングのメニューが軽めでも、「代表監督の目の前で自分をアピールしたい」と考えるのが選手心理というものです。各クラブの監督は、「ケガをしないで帰ってきてくれよ」と願っているに違いありません。

トレーニングは合計でわずかに3回です。しかも今回は、海外でプレーする選手は招集されていません。時間は短い。そのなかで、ハリルホジッチ監督は何をしようとしているのか?

いちばん大きな目的は「メッセージの発信」と考えられます。

J1、J2から28人の選手を招集することで、「私はキミたちのプレーをしっかりと見ているぞ」というメッセージを伝えるのです。同時に、チームのコンセプトやポジションごとに要求するプレーなどを、ピッチの内外で伝える機会とするはずです。