【沿線革命035】 東西線が日本一の混雑路線に!?

阿部等(交通コンサルタント)
日本一の混雑区間の可能性高い、東西線の木場から門前仲町方面へ乗り込む乗客(4月9日朝8時撮影)

山手・京浜東北線の上野→御徒町の混雑が大幅に緩和され、日本一の混雑区間は東西線の木場→門前仲町となっただろう。その現状と歴史を見る。

日本一の混雑区間は?

去る3月14日にJR上野東京ラインが開業し、上野→御徒町の輸送力が大幅に増強され、1時間当たり48本に15本が加わり63本となった。

車両数を計算すると、11両×24本+10両×24本=504両に、普通車13両×10本+グリーン車2両×10本+15両×5本=215両(グリーン車2両を普通車1両に換算)が加わり719両となった。約40%の輸送力増強である。

この輸送力増強により、上野東京ライン開業の前日まで日本一の混雑区間だった山手・京浜東北線の上野→御徒町の混雑は、【030】で紹介したように大幅に緩和された。

それでは、現時点では日本一の混雑区間はどこだろうか。

上野→御徒町の混雑緩和により東西線の木場→門前仲町が混雑率第1位に!?(国交省HPより)

答えは東京メトロ東西線の木場→門前仲町である。今回から東西線の東方面に関して何回か話題にする。第1回の今回は、東京メトロパンフ『青空とメトロ 東西線』その他を参考に、東西線の歴史を振り返ってみよう。