【有料会員限定記事】予約の取れない東京のすし屋・その1
〔PHOTO〕Thinkstock

3年先の予約まで埋まるすし屋も

東京で一番予約のとれないすし屋をご存じだろうか?
それは新橋にあるたった3席しかない『すし処 まさ』だ。

テレビなどで紹介されてからというもの、夜の2回転制にもかかわらず予約できるのは3年後からだという。たった3席という面白さと、つまみと握り、それに酒を飲んで1万円でおつりがくるという安さも受けた。『まさ』はすし屋としてだけでなく、予約の先の長さでは日本一ではないだろうか。

ほかに有名なところでは銀座の『数寄屋橋 次郎』だ。こちらは毎月1日から翌月の予約を取っている。つまり4月1日は5月いっぱいの予約を取るというわけだ。このすし屋は世界のVIPたちが1度は来たいと思いをはせる店である。

『次郎は鮨の夢を見る』のプロデューサー、ケヴィン・イワシタ氏ディレクターのデヴィット・ゲルブ氏---〔PHOTO〕gettyimages

映画が公開(『二郎は鮨の夢を見る』)され、オバマ大統領が来店してからは、さらに人気が過熱した。電話の予約だけではなく、来店し予約する方もいるゆえに毎月1日は大勢の予約客が訪れている。その客の多くは、高級ホテルのコンシェルジュだ。なにしろ、「数寄屋橋次郎の予約が取れたら、あなたのホテルスィートを予約する」といった客が後をたたないのだから。

また、『鮨さいとう』も予約のとりにくい店である。ミシュラン三ツ星のこのすし屋は、「食べログ」の全国総合ランキングでトップ10(※2015年4月1日現在)に入っているということもあり、非常に予約至難な店だ。昼夜の営業だが、カウンター8席のみということもあり、数か月先まで埋まっている。

そして四谷の『三谷』。意外に知られていないが、予約は1年半先という人気店である。この『三谷』の価格は昼夜お酒込みで3万3000円~6000円と高額だ。にもかかわらず、独自の三谷ワールドの仕事とそれに合わせる酒類に魅了される人が多く、訪れる人があとを絶たない。

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