【舛添都知事日記】要介護・要支援者が20万人増加する10年後の東京で、地域包括ケアシステムはどうあるべきか?
〔PHOTO〕gettyimages

2020年東京大会の成功には、世界中からの支持が不可欠

3月27日(金)、来日中のデンマークのフレデリック皇太子同妃両殿下に東京都でおもてなしをした。先日のイギリスのウィリアム王子のときと違って、春の陽光がまぶしい快晴の好日で、船で東京湾をめぐり、海上からお台場、東京ビッグサイト、有明、豊洲などをご覧いただいた。殿下はIOC委員でもあり、2020年のオリンピック・パラリンピック東京大会の競技施設建設予定地について説明したところ、われわれの大会準備が着実に進んでいることを喜んでくれた。

約1時間の視察中、ほとんどの時間、船内から甲板に出て、レインボーブリッジなどの景色をご覧になった殿下は、東京のウォーターフロントのすばらしさに感動されていた。このようなヨーロッパの王室からのお褒めの言葉は、東京にとって光栄なことであり、世界に向かって東京の魅力を発信していただくことに感謝したい。ヨーロッパの王室相互の結びつきは強固なので、これから賓客が来日されるときには、船で東京湾視察というコースが定番になるかもしれない。

2020年大会の成功のためには、世界中からの支持が不可欠であり、東京のウォーターフロント視察者が皆、東京の支持者となってくれるならば、心強いことである。私が精力的に都市外交を展開しているのもそのためであるが、大会の成功を案じる有識者やジャーナリストからは、もっと多くの都市を訪問しなければ駄目だと叱責されている。

デンマーク皇太子は、3.11の後、6月には東日本大震災の被災者お見舞いのため来日されており、その優しい言葉に多くの被災者が慰められたという。私がそのことに感謝の意を述べ、2020年大会は、東北の復興を世界に示すためのものでもあると強調すると、殿下も大きくうなずかれた。今後とも、世界中から東京に来られるお客様たちに、同様のメッセージを伝えたいと思う。

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