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全国民必読 株価2万円超え、その後の展開はこうなる 日本株爆買いインサイダーたちの情報を公開する
個別銘柄はどこまで買われ、いつ売りに転じるのか——中を知る人間が明かす
業績がV字回復したパナソニック株はまだ上がるのか〔PHOTO〕gettyimages

トヨタパナソニック 三菱東京UFJ銀行 三井物産……

ピケティ教授は、資産を持つ者がますます富むと説いた。資産を持つ者は情報を持つ者でもあるから、それは当然だ。株式市場ではなおさらのこと。世紀の株高時代。さあ、情報武装を始めよう。

彼らだけは知っている

「マーケットをどう読むかを知りたいなら、最近の任天堂株を巡る動きが参考になりますよ。ファミコンブームを牽引した時代の輝きは失われて、スマホ用ゲームに押されっぱなし。だから誰も、じり貧の任天堂の株を買いたいとは思わなかった。それなのに、この1月から2月に、日に数万株以上の単位で任天堂株をコツコツ取得していた米大手投資会社がいたことをご存じですか?」

日経平均株価が1万9000円の大台を突破してなお、上へと昇る。そんな沸騰相場の最中、「この後の展開をどう読めばいいか」と在米株式トレーダーの一人に問うと、こんな話題を語り始めた。トレーダーは続ける。

「この投資会社の買いの勢いは3月に入るとさらに増し、3月2日、5日、6日、9日、10日と立て続けに任天堂株を取得していきました。しかも、日に数十万株単位と、買いの量も1~2月より増えた。気付いた市場関係者の中には、『なぜいま任天堂株か』と眉をひそめながらも、『何かがあるはずだ』と追随して任天堂株を買う人も出てきた。

そうしたら、です。3月17日にビッグニュースが飛び込んできた。なんと任天堂がディー・エヌ・エーと業務・資本提携して、これまで否定的だったスマホ用ゲームの共同開発に乗り出すと発表したのです。

この米大手投資会社には見えていたのでしょう。任天堂は早晩にスマホ用ゲームへの参入を迫られるし、その決断が下されれば株価は上がると。だから、任天堂株の買いにベット(賭け)した」