PARTY中村洋基【第3回】「広告で、みんなが振り向くような面白いエンタテインメントを作り続けたい」

オンライン学習サービスschoo WEB-campusとのコラボレーションで、世の中に新しい価値を生み出す「起業家たちの原点」を紐解く本連載。第5弾は、PARTYのクリエイティブディレクター中村洋基さんをお招きしました。第3回目は、PARTYのこれまでとこれからのお話です。 

第1回はこちらからご覧ください。
第2回はこちらからご覧ください。

⇒授業の様子はこちらからご覧いただけます。

おもしろい人たちが"パーティ"を組んで生まれた会社「PARTY」

― PARTYのお話もお伺いしていきたいと思います。まず、PARTYはどんなチームなんですか?

中村 もともとPARTYという名前は、みんなでネーミング案を出していた中で、私がポロッと出した名前なんです。これは「パーティしようぜ」のパーティじゃなくて、RPGのパーティのほうです。うちは今、22人が東京にいて、ニューヨークに7人のメンバーがいるんですけど、それぞれ持ってるスキルが微妙に違うんですね。たくさんのエキスパートがいて、各分野のエキスパートたちがプロジェクトに応じて好きなパーティを組んであれこれやる。そういった意味合いでつけた名前が「PARTY」です。各々が、いかに自分の好きなことをやるか、デジタルという分野の中で、どれだけ大きくておもしろいことをやっていけるか。

「テレビなんて若い人は観ない」なんて言われていても、やっぱり100~1000万人程度は観てるわけなんですよ。デジタルの世界はまだまだ新聞やテレビに比べて予算がつかないんだけど、とにかく掛け算のパイをでかくしたくて。

― そういった思いを持った人たちがPARTYとして集まってきた、ということですか?

中村 はい。「今はダメでも、これから先はもっと何とかなるんじゃないか」という気持ちをPARTYの全員が持っていると思いますね。

― PARTYはどういう経緯で立ち上がっていたんですか? 中村さんご自身は、当時、電通でもかなりいろいろなお仕事を手がけられていて、賞も多数獲ってご活躍されていましたが……

中村 当時僕は電通でバリバリ働いていました。で、伊藤直樹というPARTYの社長がいるんですけど、酔っ払うたびに彼が電話をかけてくるんですよ。「洋基く~ん、会社やろうよ、会社やろうよ」って。 まあ、そのころは本当に酔っ払ってかけていたのか、本気だったのかわからないんですけど。

その伊藤さんもさっき言ったような、僕と同じことを考えていて、なおかつ俺よりもおもしろいことをやっている人間の1人だったんです。「じゃあ、そういう考えを持っていておもしろい人たちが集まったらどうなるんだろう」というのがスタートでした。要は、「そんなやつらが集まったら楽しいよね」という好奇心だけで会社を作ったんです。なので、正直全くスタートアップというものがわかんないんですよ。

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