ボロボロの硬式野球ボール、修繕させてくれませんか!?
ーーBLFが始める「就労支援」プロジェクト

ボールの革は兵庫県姫路市産のものを使用し、縫製技術は松勘工業株式会社から指導を受けている。一球修繕するのに15分から1時間程度かかるという

使えなくなったボールをリサイクル

先日、埼玉県鴻巣市にある社会福祉法人元気村「夢工房翔裕園」を訪ねました。ここでは、就労を希望し、雇用されることが見込める65歳未満の障害者の方に向けて、就労移行支援や就労継続支援を行っています。障害者の方々は朝9時から夕方4時までの間、ここで就労のための知識を習得し、訓練を積んでいます。

ボールを一つずつ丁寧な手作業で修繕する

この施設ではパンや焼き菓子の製造・販売を行ったり、お菓子の箱折り作業や宅配業者のメニューの折り込み作業を受注したりしていますが、2年ほど前から硬式野球ボールの修繕事業も始めたそうです。

糸や革の壊れた硬式ボールを高校や大学から預かり、障害者の方々が一球ずつ丁寧に修繕し、「エコボール」(縫い目を糸で修繕したもの)、「アゲインボール」(芯を再利用し革を張り替えたもの)として学校に返却します。

その際に発生する修繕代金(エコボール50円、アゲインボール270円)の全額が障害者の方々の工賃となり、結果として障害者の就労支援につながっています。