雑誌
アホかいな、大阪府警
不倫相手に会いに行く途中で、キセルがバレて辞職 ネットで愛人募集して、みんなで飲み会、みんなで処分 不審者を捕まえてみたら、同僚警官……

「警察密着24時」でも大阪のお巡りさんは関西弁でボケをかまし、親しみやすい。とはいえ、これはなんぼなんでもユルすぎる。調べて見たら出るわ出るわ、笑うに笑えない不祥事のオンパレードなのだ。

肉食系にもほどがある

「ほんまです。隣駅からちょっと乗っただけなんやけど、切符なくしてもうて。ほんまやって、信じてください」

栃木県の宇都宮駅で、ある男が必死になって身の潔白を訴えている。切符をなくしたということで駅員に「150円」区間の駅から乗ったと主張しているようだ。しかし、この路線の初乗り料金は190円。150円の区間など初めから存在しない。しかも、なんだこのコテコテの関西弁は。地元民しか利用しない隣駅から、関西人が乗るはずないじゃないか—そう怪しんだ駅員は、鉄道警察隊を呼んだ。

取り調べのプロである鉄道警察隊員に問い詰められ、男は観念したように、「キセル」したことを認めた。そして、男が素性を告白すると、今度は警察隊が驚くことになる。

なんと同業者、大阪府警の現役警察官だったのだ。

「四條畷署に勤務する、31歳の巡査長です。なんでも正月休みを利用して、栃木の愛人に会いに行くところだったとか。それにしても東京駅までは正規の料金を払って来てるのに、そこからのわずか千数百円をケチっとるわけやから、セコいというか、いじましいというか……」(大阪府警本部のベテラン刑事)

しかもこの巡査長、ある意味「札付き」の人物だった。ベテラン刑事が続ける。

「普段から女癖の悪いやつでね。いつか女性トラブルで何かやらかすとは思っていたが、まさかキセルとは……。

ネットで調べて切符紛失なら誤魔化せると思ったらしいんですが、さすがにお粗末過ぎましたわ。

『お願いだから、黙っといてください』なんて鉄道警察隊に言うて、本人は何事もなかったかのように、休み明けから勤務しようと考えていたようですが、キセルは詐欺やからね。そうはいきまへん」

鉄道警察隊から所轄署に連絡がいき、戒告処分を受けた。その後、巡査長は辞職したという。

「そんなアホな!」と全大阪府民がツッコミたくなる珍事件だが、これは氷山の一角にすぎない。ここ最近、大阪府警では表に出てこない、お粗末な不祥事が相次いでいるという。

「集団で訓戒を受けたケースもあります。'13年から'14年にかけて、交野署の巡査部長(当時40歳)が既婚者限定の出会い系SNSを立ち上げ、それがバレて処分された。以前から、他人が運営する出会い系を愛用していたそうだが、当直勤務などで不規則な生活が続く警察官はオフ会に参加しにくい。そこで自分のスケジュールに合わせるため、みずからサイトを立ち上げたんです。前に入っていたサイトでノウハウを身につけたらしいが、まさか独立するとは。なかなかの行動力ですわ(苦笑)」(大阪府警関係者)

大阪府警は毎年ユニークな採用ポスターを掲げることで知られているが、'14年版のキャッチコピーは「草食系より大阪府警。」。確かに肉食系のほうが頼りがいはあるかもしれないが、不倫出会い系サイトを運営するのは、さすがに見境がなさすぎる。

「オフ会は週1~2回のペースで、数十回も開催していました。主催の巡査部長は後輩の面倒見が良いやつではあるんですが、仕事だけにしとけばええものを、このオフ会にも部下を連れて行きよった。そして素人女性との不倫でええ思いをさせて、オフ会の虜にさせていった。

一時期、交野署はこの話題で持ちきりやったそうです。後輩たちからも『また、チャンスないですか』『俺も参加したい』という声が後を絶たず、本人も調子に乗っとった。だが、話が広がりすぎた結果、上層部に全部バレてオシャカですわ。主催した上司は戒告、参加した部下は訓告と全員揃って処分になりました」(前出の大阪府警関係者)

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