賢者の知恵
2015年03月13日(金) 週刊現代

密着1週間 大金持ちの中国人ニッポン「爆買い」ツアー すべて見せます 家電・エルメス・土地、そしてオンナ

週刊現代
upperline
銀座の「爆買い」の聖地ラオックスは、日本人はまばら、警備員も中国人〔PHOTO〕gettyimages

三越銀座店が売り上げ3・3倍、ミキハウスは臨時ボーナス3億円……。安倍首相が〝敵視〟する中国人の「爆買い」「爆食」が、アベノミクス以上の経済効果を上げている。二組の大金持ちに密着した。

歌舞伎町フーゾクを初体験

「何だ、この部屋は?日本人は『兎小屋』に住んでいると聞いていたが、これでは『虫小屋』だな」

東京・新宿の京王プラザホテルの豪華な部屋に通された劉大海社長(50歳・仮名、以下同)は、顔を引きつらせた。高層階にある40・8m2の部屋で、1泊6万1976円もする。この日から密着させてもらった本誌記者には十分広く感じるが、劉社長は不満らしい。シモンズ社のフカフカしたベッドに寝転がって「よく眠れそうだ」と、ようやく笑顔を見せた。

北京在住の劉社長は、映画やドラマへの投資で大成功を収め、いまや飛ぶ鳥を落とす勢いの投資会社社長だ。「芸能界の友人たちが日本を絶賛するので、一度見たかった」のだという。友人の映画監督・謝軍氏(45歳)、20代の男性秘書と共に初来日した。

「グーウージーディンはどこにあるんだ?あの向かいの建物か?」

劉社長が再び怒鳴り始めた。グーウージーディンとは歌舞伎町の中国語読みである。劉社長が今回、新宿に宿を定めたのも、歌舞伎町があるからだという。

「いえ、あれは東京都庁です」

通訳の王君は、劉社長の友人の息子で、現在東京の某大学院で経営学を学ぶ留学生だ。

次ページ こうして劉社長一行は到着早々、…
1 2 3 4 5 6 7 次へ

このエントリーをはてなブックマークに追加 RSS
関連記事

最新号のご紹介

underline
アクセスランキング
1時間
24時間
トレンドウォッチ