変化の激しいデジタルスキルを身につけるには? 有料会員540万人超のオンライン動画学習サイト「リンダドットコム」
5700種類の講座を提供、世界中540万人の有料購読者が受講する「リンダドットコム」 〔PHOTO〕gettyimages

ツイッター、フェイスブック、あるいはリンクトイン、エクセル、フォトショップ・・・常に進化や変化の激しいデジタルツールやソフトウェアのスキルを身につけようとする際、みなさんはどのように学んでいますか?

書店でガイドブックを購入する? インターネットで使い方に関するまとめを検索する? 友人に聞く? 講座に参加する? 企業や学校で実施している研修プログラムに参加する? ツイッターやフェイスブックで助けを求める?

過去数年とても気になっているトピックですが、いまだにデジタル・リテラシーを身につけるための決定的に効果的な学びの場が存在しないのではないか、そんな問題意識を持っていました。

そんな中、オンライン動画学習サイトがそのような課題を解決するのではないか、ということを強く感じさせるニュースが最近連続して報道されました。特に以前から注目していた米国の老舗オンラインビデオ学習サイト「リンダドットコム(www.Lynda.com)」が2015年年初に1億8,600万ドル(約224億円)の追加資金調達を実施*、日本語版サイトもついにスタートしました。どのようなサービスなのか掘り下げてみたいと思います。

設立から20年、合計2億8,900万ドルを調達した「リンダドットコム」とは?

リンダドットコムとは、1995年に当時デザインスクールの教員だったリンダ・ウェインマン(Lynda Weinman)氏らによって設立された、ビジネスやソフトウェアツールなどについて学ぶことができるオンライン動画学習サイトです。

アドビ、アップル、マイクロソフト等の実用的なソフトウェアに始まり、ツイッター、フェイスブック、リンクトイン、ブログなどのソーシャルメディアツール、またビジネススキルや動画や画像処理などのスキルを身に付けるためのオンラインコースが約5700講座(25.5万本以上の動画コンテンツ)用意されており、個人や法人含め約540万人の有料会員が利用。1人毎月25ドルを支払うことでオンライン上のコンテンツをすべて視聴することが可能になります。

法人顧客としては全米4割の大学(アイビー・リーグほぼすべて含む)、その他アップル、アマゾン、ディズニー、タイムワーナー、ピクサーなどを含む大手企業やメディア企業、そして州・連邦政府機関、図書館などのスタッフ向け教育プログラムとして導入されるほどの実績を持っています。2014年の売上は1億5,000万ドル(約181億円)、調達した資金を利用して関連分野企業の買収、プログラムの充実、今後は国際展開に取り組み、IPOを視野に入れた成長が期待されています。

このようなオンライン動画学習サイトの優れた点は、分かりやすく解説した講座を繰り返し視聴することが可能であること。特に最新のソフトウェアやソーシャルメディアツールなどに関しては機能が追加されたり、大きな仕様変更がされた際に素早くコンテンツの更新が行われることなどが挙げられます。

タブレットやスマートフォンからの視聴も可能で、項目ごとに短く細切れにされたコンテンツを隙間時間に視聴しやすいことも特徴です。また、英語版では再生スピードを早くしたり遅くしたりすることもでき、授業での講師による解説のテキストも表示されることで、英語学習の場所としても効果的に使えることができるかもしれません。

2015年1月にスタートしたリンダドットコム日本語版サイト
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