ふぞろいな野菜・果物を美味しく召し上がれ! ベルリンのベジタブルカフェ「CulinARy MiSfiTS」
CulinARy MiSfiTSで食材として利用されている、個性豊かな野菜・果物たち

規格外成果物を美味しく食べる

二本足のニンジン、くるんと曲がったキュウリ、へたの部分がちょっぴり折れてしまったリンゴ…。鮮度や栄養価、味は十分でも、大きさ・色・形が規格に適合しないために、数多くの野菜・果物が、商品として一般に流通しないまま、廃棄されています。

このような規格外青果物に着目し、食料廃棄物を減らすとともに、青果物に対する消費者の認識を変えることで、持続可能性をベースとした新たな食文化の醸成に取り組んでいるのが、Lea BrumsakさんとTanja Krakowskiさんです。彼女たちは、2012年、独ベルリンでプロジェクト「キュリナリー・ミスフィット(CulinARy MiSfiTS)」を立ち上げ、クラウドファンディングを通じて15,610ユーロ(約208万円)を調達。これらの資金をもとに、2014年7月、ベルリンのクロイツベルグ地区(Kreuzberg)で、かねてからの念願だったカフェをオープンしました。

キュリナリー・ミスフィットでは、「SpeiseGut」らベルリン近郊の農家から、規格外として出荷できなかった旬の野菜・果物を、公正な価格で仕入れ、メニューの材料として使用。美味しく、栄養価にも配慮して開発された独自のレシピは、小冊子「CulinARy MiSfiTS」で公開されています。カフェでは、サンドウィッチやサラダ、スープなどの軽食を提供しているほか、規格外果物を使って製造されたジュースやジャムも販売。食にまつわるワークショップも、定期的に開催しています。

CulinARy MiSfiTSのカフェの様子。地元のフリーマーケットで見つけたアンティークグッズを装飾に活用しているそう
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