「発信力はビジネスの基本」
【第1回】アウトプットしなければ何もわかってもらえない

〔PHOTO〕gettyimages

「伝える力」が求められる時代

「いい大学に入って、いい会社に勤めれば、将来幸せになれる。だからまずはいい大学に入りなさい」

そう言われていた時代がありました。しかし、今の子どもたちに同じアドバイスをすることはできません。「いい会社」に入れば幸せになれるとは限りませんし、「いい大学」に入ったからといって「いい会社」に入れるわけでもありません。そもそもその会社が「いい会社」かどうかは人それぞれです。

多くの親がそれに気付いています。しかし同時に、多くの親が迷っています。自分の子どもに何を教えたらいいのか、どこを目指すように指導したらいいのかがわからないのです。

現在、いくら学校の勉強ができても社会では生きていかれません。これまでは、与えられた課題に対して「正解」を出せる人材が求められました。そのため、勉強ができる人(問題に答えられる人)が評価されていました。しかしこれからは求められる能力が変わります。単に勉強ができる子、いい高校・いい大学に入る子が、社会で評価されるわけではありません。

「では、学校の勉強ではなく、どの分野を勉強させればいいのでしょうか?」

ぼくの講演会などに来てくれたママさんから、そう聞かれることがあります。お母さんたちは、「英語ですか? 算数ですか? それとも何か別の習いごとですか?」というように、「どの科目を勉強したらいいの?」と質問します。

しかし残念ながら、「この科目を知っておけば将来安泰」というものはありません。知識は重要ですが、知識だけあっても意味がなく、それを使いこなせなければいけないのです。

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