賢者の知恵
2015年02月23日(月) 佐藤慶一

「最新技術を用いたものづくりを通じて、アナログとデジタルの違いを実感してほしい」---「Qremo」のものづくり出張授業が育む個性と創造性

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杉並区立桃井第一小学校にて実施されたものづくり出張授業

レーザーカッターと3Dプリンターを用いた出張授業、約130名が体験

株式会社LITALICO(りたりこ)が運営する、子ども向けIT・ものづくり教室「Qremo(クレモ)」。この教室については以前、『「試行錯誤を重ね、個性を育む場に」---子ども向けIT・ものづくり教室「Qremo」』という取材記事で取り上げたことがある。

渋谷校では、ゲーム&アプリプログラミング、ロボット、デジタルファブリケーション、Webデザイン、イラストデザインという5つのコースを用意し、すでに300名を超える生徒が新しいテクノロジーを活用したものづくりを体験。3月には川崎校を開校し、春休みには「SPRING LAB 2015」という特別企画を両校で開催。そんなQremoは、学校現場にも学びの機会を広げている。

自画像のデータを制作するため、各グループに鏡とiPadが配られた

2月10、12、16、18日の4日間、Qremoは杉並区立桃井第一小学校にてレーザーカッターと3Dプリンターを用いた授業を実施。6年生128名がものづくりを体感した。取材した18日には、1~2限、3~4限目の時間を通じて、2クラスがiPadで3Dの自画像データを制作。クラス単位で3Dプリンターの授業を実施することは日本ではまだ珍しいことである。

これまで、Qremoの出張授業は総合的な学習の時間でおこなわれていたが、今回は初めて図工の時間での実施となった。この日は「科学と芸術」をテーマに、児童らは3Dプリンター用のデータを制作。後日、プリンターで出力し、学校の謝恩会にてオリジナルのはんことともに展示される予定だ。

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