「余った食料、譲ります」をリアルタイムにマップ化する、モバイル時代のフードバンク「Plan Zheroes」
ロンドンで余剰食料を必要な人々に届ける活動に取り組む「Plan Zheroes」の公式ウェブサイト

余った食料を必要な人々に届ける仕組み

1年間の食料廃棄量は、世界全体で16億トン。食料生産量の約3分の1に相当する食料が、毎年、廃棄されています(FAOの推計による)。

このような現状をうけ、まだ安全に食べられる食料を有効に活用しようという取り組みが広がってきました。

そのひとつが、第二次世界大戦で難民となった経験を持つ、オーストリア出身のLotti Henley(ロッティ・ヘンリー)さんを中心に、ロンドンの小さな市民グループが母体となって創設された「Plan Zheroes(プラン・ゼーローズ)」です。ロンドン市内の飲食店や商店から余った食料を寄付してもらい、必要な人々に届ける活動を展開しています。

Plan Zheroesでは、食料を寄付したい事業者と、食料を求めているチャリティ団体や非営利活動団体(NPO)の情報を、オンラインマップに集約しています。事業者は、寄付したい食料があれば、ウェブサイトやスマートフォンアプリを通じて、その情報を入力。すると、近隣のチャリティ団体らに通知が届く仕組みとなっており、寄付を希望する団体は、その意思を申し出ます。寄付先が決まったら、地元のボランティアが運搬をサポートし、事業者から寄付先に食料が届けられるという流れになっています。

この続きは、プレミアム会員になるとご覧いただけます。
現代ビジネスプレミアム会員になれば、
過去の記事がすべて読み放題!
無料1ヶ月お試しキャンペーン実施中
すでに会員の方はこちら