【沿線革命018】 「渋谷駅の出発を23秒早く!」他、
井の頭線の価値を高める鉄道イノベーション

阿部等(交通コンサルタント)
井の頭線の渋谷駅は都心ターミナルとしては非常にコンパクトだ。2線のみで、いかに列車を効率的に処理できるかが路線全体のパフォーマンスを決める。(2015年2月4日に撮影)

井の頭線に「千鳥停車」を導入しサービス改善するためのルール変更・技術開発・設備投資を提案する。それらは鉄道の価値を高めるイノベーションだ。

「千鳥停車」は実現可能か?

【沿線革命017】にて提案した井の頭線への「千鳥停車」導入に対し、直接あるいはネット投稿にて多くの方が意見を出して下さった。この連載を機に前向きな議論が始まり、問題点がクリアされ実現に結び付くことを願っている。

井の頭線の朝ラッシュ上りへ「千鳥停車」を導入すると、1時間29本を36本へ増やせ、所要時間を大幅に短縮(例えば吉祥寺→渋谷の31分が22分)でき、必要な車両と乗務員の数は変わらないと提案した。

朝ラッシュ時のぼりの千鳥停車ダイヤ案。5分×4サイクル(独自に作成)

「そんなこと、できるわけないだろ!」と多くの人は考えるだろうが、実現可能であり、そのためには何を実行しなければいけないかを示す。