50ヵ国から1000人以上の生徒が集まる! シンガポールの新設名門校「ダルウィッチ・カレッジ」人気の理由
写真提供: Dulwich College(Singapore)

優れた進学実績の秘訣は4年間にわたるアドバイス提供

シンガポールにはすでに30以上のインターナショナル・スクール(インター)がありますが、昨年新たに開校したインターが注目を集めています。その学校は、ダルウィッチ・カレッジのシンガポール分校です。まだ、日本では小学校以下にあたる低年齢のクラスだけの開校ですが、50ヵ国から1000人以上の生徒を集め、人気となっています。

多くの両親が、数多くのインターがあるなかでダルウィッチ・カレッジを選んだ理由として、これまでの優れた進学実績を挙げています。ダルウィッチ・カレッジは、2003年の上海を皮切りに、北京・蘇州・珠海・ソウルなど中国を中心とした東アジアで積極的に分校を設立。ロンドンにある本校はもちろん、上海や北京などの分校からもオックスブリッジやアイビーリーグなど英米の名門大学に数多くの生徒が進学しています。

ダルウィッチ・カレッジ・シンガポール校のニック・マグナス校長(左)と

この優れた進学実績の秘訣として、生徒が14歳になったタイミングから4年間をかけて大学進学についてのアドバイスを提供していることがあるようです。このアドバイスは、生徒本人はもちろん、両親に対してもおこなわれます。今回、ダルウィッチ・カレッジ・シンガポール校のニック・マグナス校長に話を聞きましたが、「名門大学のアドミッションは、月曜日の朝に何千枚ものアプリケーションを全世界から受けるが、『ダルウィッチ』の文字を見ると必ず手を止める」と話していたことが印象的でした。

ただ、Top Universityではなく、Right Universityへの進学を薦めることが大方針です。これは、両親がたとえば医学部への進学を希望していたとしても、生徒本人が芸術など別の道を希望していれば、できる限り生徒本人の希望や適性が活かせる進路を最優先させることを意味します。4年間という長い期間を使って、両親ともさまざまな話をすることで、多くのケースで生徒が希望する進路に導くことができていると話していました。