【舛添都知事日記】東京を世界一の都市へと飛躍させる2015年度予算原案
〔PHOTO〕gettyimages

一から自分の政策を反映し予算原案を策定できた

1月17日、阪神淡路大震災から20年目のこの日、各地で鎮魂の祈りが捧げられ、また大地震を想定した訓練などがおこなわれた。東京でも、近い将来に直下型地震に見舞われる確率が高いという。さらに、20年前の3月20日には、オウム真理教による地下鉄サリン事件が起き、日本中を震撼させた。

20年前のこの2つの出来事を風化させてはならない。その後も、東日本大震災をはじめ、日本列島は自然災害による被害が続出している。また、パリでは新聞社襲撃事件が起こり、テロに対抗する国際的連帯が強まっているが、日本もまたテロと無縁ではない。

都知事として、首都そして都民の安全・安心を最優先に政策を実行していかなければならない。昨年の今頃は、都知事が不在であり、都政も大混乱に陥っていた。2月9日に就任してから、ほぼ1年、職員との対話を進め、都庁内の風通しをよくしてきた。現場の視察を100回以上おこない、自らの目で都政の最前線をしっかりと確認してきた。停滞していた都市外交も、再起動させた。さらには、首相官邸と緊密に連絡しながら、政策の大きな方向付けについて政府と東京都に齟齬をきたさないようにした。

都知事に就任したときには、都議会や職員主導の予算案がすでに出来ており、自分の考え方を採り入れた補正予算はわずか100億円程度のものでしかなかった。その意味では、2014年度は「他人の褌(ひとのふんどし)」で相撲をとるような形の政策展開しかできなかった。しかし、2015年度予算については、一から自分の政策を反映させる方向で策定することができた。

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