前田日明 第3回
「ひねくれた自分を温かく育ててくださった山本小鉄さんは、まさに"親"のような存在でした」

撮影:立木義浩

第2回はこちらをご覧ください。

シマジ 前田さんは少年時代からケンカが強かったでしょう。

前田 そうでもなかったんですよ。じつは本好きの温和しい子供でした。

立木 へえ、それは意外だ。子供のころはシマジとたいして変わらなかったんだね。

シマジ タッチャン、それは全然ちがうと思うよ。第一、前田さんは人一倍体が大きかったでしょうから。

前田 中学2年生まではごくごく普通の子でした。そこから突然身長が伸びだしたんです。中2の4月には164センチくらいだったんですが、中3で175センチ、高1で182センチ、高3で189センチと雨後の筍のように伸びていきました。

20歳になって192センチでようやく止まったんですが、中2から中3にかけての1年間で11センチも伸びたんです。そのころは朝起きるたびに自分の視線が少しずつ高くなっているのを感じるほどでした。高校生のころは、もうそろそろ止まってくれと思ってタバコをバンバン吸いました。それがなければ2メートル近くいっていたかもしれませんね。

シマジ お父さんも大きいんですか?

前田 父は昭和3年生まれで182センチありましたから、その時代としてはかなり大きかったと思います。母は158センチとか160センチといっていましたね。

シマジ ご兄弟は?

前田 妹は170センチで、腹違いの弟は184センチセンチくらいです。