賢者の知恵
2015年01月30日(金) 週刊現代

今年から始めよう「ふるさと納税」簡単ガイド 誰でもできる みんなやってる こんなに得する

週刊現代
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寄付をすると特産品がもらえる「ふるさと納税」。これまで、難しそうと二の足を踏んでいた人に朗報だ。今年は制度が改正され、ますます簡単&お得になる。この流れに乗り遅れるわけにはいかない!

ブランド肉が自宅に届く

「『ふるさと納税』に挑戦したのは、昨年が初めて。インターネットで、宮崎県東諸県郡綾町に納税するともらえるという『綾ぶどう豚食べ尽くしセット』に興味を持ったのがきっかけでした。縁もゆかりもない綾町でしたが、物は試しと申し込んだところ、とんかつ用のロース肉やしゃぶしゃぶ用のもも肉などが2・5㎏以上も届いたんです。『こんなにもらっていいの?』と驚きました。

しかも、1万円の納税で、8000円分が控除されて戻ってくるので結局負担したのは2000円だけ。もっと早く始めておけばよかったですよ」

千葉市在住の高橋博也さん(40代男性、メーカー勤務・仮名)は顔をほころばせる。

ふるさと納税とは、地方自治体に寄付をすると、控除の限度額を超えない限り、2000円を負担するだけで、残りのおカネが税金から控除される制度である。

導入された'08年度には73億円だった寄付金額が、'12年度の時点ですでに130億円を超え、自治体にとって貴重な収入源となりつつある。

このふるさと納税が今年、大きな変革を遂げる見通しだ。詳細は後述するが、現在の制度から、より簡単でよりお得になる。ふるさと納税を始める絶好の機会の到来といえる。

ふるさと納税情報を取りまとめるウェブサイト「ふるさとチョイス」を運営する株式会社トラストバンク代表取締役社長・須永珠代氏は語る。

「ブームの背景には、お礼の品の存在があります。ふるさと納税をすると、地域の特産品を送ってくれる自治体が注目を集め、話題になりました。

現在はお礼の品を用意している自治体も約930団体に増加しています。これは全体の半数程度で、今年は、さらに増える見込みです」

こうしたお礼の品は、寄付金額の3~5割程度の価値があるものが多い。季節を問わず需要のある肉や米のほか、カニや生ガキ、イチゴなど旬の特産品も人気だ。地場産業の活性化や観光客の増加にも一役買っている。

とはいえ、なんだかややこしそうなイメージを抱く人もいるだろう。『100%得をするふるさと納税生活』の著者・金森重樹氏は、ふるさと納税について根強い誤解があり、普及の妨げとなっていると指摘する。

「『ふるさと』と付いていることから、自分の出身地に寄付するものと思っている人がいますが、これは誤りです。寄付で得られる特典や使い道を見比べた上で、どこでも好きな自治体に寄付すればいい。年間を通していつでも寄付できますし、寄付する自治体の数に制限もありません」

次ページ 寄付にあたり、2000円を負担…
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