【沿線革命013】
有楽町から新豊洲まで晴海通り上にロープウェイを!

阿部等(交通コンサルタント)
コロンビア第2の都市メデジンでは、密集市街地でロープウェイが活躍(横浜国立大学大学院 都市イノベーション研究院 中村文彦教授 撮影)

湾岸の交通を劇的に良くするために、環状2号線の徹底的に便利なBRTの他に、晴海通りに徹底的に便利なロープウェイを運行することを提案する。

有楽町-勝どき-新豊洲にロープウェイを建設

【沿線革命012】にて、晴海通りに入れる新たな交通システムとして、BRTは交差点が多いので得策でない、ゆりかもめは地元が反対、地下鉄は高コストかつ低利便、ロープウェイがお薦めと書いた。

最初に、晴海通りにどのようにロープウェイを導入するかをお示ししよう。

JRの有楽町とゆりかもめの新市場の近くに折り返しターミナルを設置する。途中駅は、現行の都バスのバス停と同じ銀座4丁目・築地・築地3丁目・築地6丁目・勝鬨橋南詰・勝どき・晴海トリトンスクエアと、タワーマンション建設の進む晴海2丁目の計8つとする。延長3.7km、平均駅間距離400m強となる。(https://www.google.com/maps/d/embed?mid=zo0ekc4hc9Xw.kg5sSYpL8gmQ

鉄塔・駅・制御装置は、晴海通りの中央分離帯に設置する。交差点の右折車線のある区間を外し、道路交通流への影響を最小化する。鉄塔その他のない区間は、ロープウェイの真下を車が普通に走行し、空間を有効活用する。

ゆりかもめのような新交通システム、モノレール、首都高と比較しても、ロープウェイはスパンを長くでき、密集市街地の幹線道路の上空に導入するのに好適だ。スパンの長くなる前後の鉄塔は、より頑丈に建植しなければいけないが、新たな用地取得や地下工事と比べれば安いものだ。