[陸上]
白戸太朗「スポーツ・レガシー事業、スタート!」

先生も生徒もグランドでは元気一杯!
(C)東京マラソン財団

「東京マラソン チャリティ“つなぐ”」で2015年大会から登場した「スポーツ・レガシー事業」。以前、このコーナー(>>「東京オリンピックで残すもの」)で書かせていただいたように、レガシーといっても、その範囲は広すぎて意外に難しい。そこでマラソン財団としてテーマにしたのが「スポーツの夢(強化育成)」「スポーツの礎(環境整備)」「スポーツの広がり(普及啓発)」「スポーツの力(社会貢献)」の4つ。これでも広いなぁ……。どれももっともな項目であるのだが、皆さんから預かったお金をどう使っていくのがいいのか。限られた財源で、効果を出すのは非常に難しいところである。

 ただ、難しいからといって黙って座り込んでいては何も始まらないのは、スポーツでも事業でも同じ。同財団は第一弾として、スポーツ・レガシー事業のファンドレイザーを集めて、座談会を行うことになった。「ファンドレイザー」とは、寄付を集める役目をする人のことで、「資金調達担当」という位置付けである。単にお金を集めるのではなく、使命を達成するために必要なあらゆる「資源」を集め、解決すべき問題に対処していくのが役割だ。つまり、「想いをカタチにする係」ということ。だから今回、スポーツ・レガシーのファンドレイザーを務めるメンバーは、チャリティでお金を集めるのはもちろん、レガシーをどう作っていくのかも考えて行動していかなければならない役目がある。

 メンバーはビーチバレーボール元オリンピック代表の朝日健太郎氏、シンクロナイズドスイミング元オリンピック代表の松村亜矢子氏、アメリカンフットボールの井上友綱氏、そしてトライアスロンからは僕、白戸太朗という面々だ。4人ともにふだんから「社会とスポーツ」という見地で考えをもって活動しているので、様々な意見をかわすことができた。