全349社、すべて実名! 10年後「大きくなっている会社」「小さくなっている会社」 トヨタ 三菱商事 みずほ銀行 野村證券 日本生命 朝日新聞ほか 働く人も、株をやる人も、就活生も必読 

2015年01月15日(木) 週刊現代

週刊現代賢者の知恵

upperline

燃料電池車は低コストで作るのに高い技術力が必要で、先行メーカーは他社が追い付けない間に市場を独占できる可能性もある。となればトヨタが文字通り世界随一の自動車メーカーとして君臨することになるが、話はそう単純ではない。

燃料電池車の普及と並行して進むのが電気自動車の発展で、「電気自動車が次世代カーの中心になれば業界の風景は一変する。なぜなら、電気自動車は電池とモーターを買ってくればどんな企業でも作れるプラモデルのようなものだから。参入障壁が崩れてあらゆる業界から新規メーカーが入ってくる中で、人件費の安い海外で作る電気自動車がバカ売れし、日本勢がすべて打ち負かされるシナリオも浮上してくる」(鈴木氏)。

さらに、自動車業界を大きく揺るがすのがグーグル・カーの台頭だ。ざっくり言えばコンピューターが内蔵され、車載カメラが車線から前後の車両位置を把握して自動運転を実現、フロントガラスはディスプレイのようになり、音声認識可能なカーナビが映し出される……といった近未来カーである。すでに米グーグルは公道実験を進めており、「これが普及してくると自動車は『スマホ化』する。携帯電話業界でオペレーションシステムを握った米アップルやグーグルが莫大な利益を稼ぐようになり、日本メーカーが続々と事業撤退を迫られたのと同じ道を、自動車業界が辿っていくということです。もちろんトヨタはこうした事情を認識していて、強烈な危機感を抱いている。これからはトヨタがグーグルに対抗するためにソフトバンクと手を組み、『トヨタ-ソフトバンク連合』で闘っていくということも考えられる」(いちよしアセットマネジメント執行役員の秋野充成氏)。

次ページ 自動車産業が日本経済を牽引して…
前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 次へ

このエントリーをはてなブックマークに追加 RSS
関連記事

最新号のご紹介

underline
アクセスランキング
1時間
24時間
トレンドウォッチ