賢者の知恵
2015年01月13日(火)

全国民必読 女性の時代、さてどう考える? 未来の天皇「やっぱり愛子さまがいい」vs「当然、悠仁さま」

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一度は大議論になったが、男児誕生によって消えた「女性天皇」論争。そもそも「男系男子」でないと絶対いけないものなのだろうか?未来の天皇候補二人に関する国民的議論をいま一度考える。

なぜ愛子さまじゃダメなの

「愛子さまを天皇にするという考え方はそんなにおかしいでしょうか。イギリスやオランダなど、ヨーロッパでは女帝なんて普通ですし、むしろ『女帝のほうが栄える』なんてジンクスすらある。男女関係なく、一番上の子が継げばいいのに。愛子さまが可哀想です」(日本駐在の外国人ジャーナリスト)

「伝統を守る意味でも悠仁さまが天皇になるのが当然です。そもそも、法律でそう決まってるのだから、愛子さまが即位するのは無理な話ですよ」(皇室担当記者)

「女性の輝く社会をつくる」そう掲げた安倍首相は、第二次改造内閣では5人の女性閣僚を起用し、女性登用促進のアピールに余念がない。しかし、手をつけようとしないデリケートな女性関連問題がひとつある。「男系男子」に限定されている皇位継承権問題がそれだ。

「現在の皇室典範では、皇位は男性の天皇や皇太子の皇子しか継ぐことができない。つまり、父親側に天皇の血が流れている男子でないといけないんです。

皇位継承者は現在5人。皇太子殿下、秋篠宮さま、悠仁さま、常陸宮さま、三笠宮さまの順です。しかし、未来の天皇ということになれば、悠仁さましかおられない」(皇室ジャーナリスト)

今上天皇は現在81歳。今でも精力的に公務や宮中祭祀に取り組んでおられるものの、それがいかに肉体的、精神的に大変なことか。そう遠くない未来、現在の皇太子殿下が天皇に即位すれば、天皇より年下の皇位継承者は、弟の秋篠宮殿下と甥の悠仁さましかいなくなってしまう。

そして、次の天皇の唯一の実子でありながら、天皇になれない愛子さまはどのようなお気持ちで国民に接すればよいのだろうか—。悠仁さまという次世代の継承者がいるとはいえ、思春期を迎えている愛子さまの心中を忖度する人も少なくないはずだ。

悠仁さまが生まれるまでは一定の勢力を占めていた女性天皇容認論者も、すっかり問題は解決したとばかりに沈黙を守っている。だが、いまはまさに女性の時代。愛子さまが未来の天皇になることを議論してもおかしくはあるまい。まず、「愛子さま即位派」の意見から聞いてみよう。

'12年、野田政権のもとで行われた「皇室制度に関する有識者ヒアリング」にも参加したジャーナリストの田原総一朗氏が語る。

「2000年近くもひとつの皇室が続いた国は、日本以外どこにもない。天皇というのは世界に例のない存在で、まさに日本の民族性、文化の象徴なのです。その伝統を守っていかなければいけないと思うけれど、だからといって女性天皇はダメという現状はおかしい。

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