伊藤博敏「ニュースの深層」
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「横浜カジノ構想」報道が年明けから活発化!
菅官房長官が頭が上がらない「ハマのドン」も了解!?

2015年01月08日(木) 伊藤 博敏
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菅官房長官は神奈川2区(横浜市西区南区など)選出 photo Getty Images

横浜・山下埠頭に大カジノが誕生?

「満を持して」というべきだろう。

これまで、情報通の間で語られていた「横浜カジノ構想」を、年初からマスコミが活発に報じるようになった。

『神奈川新聞』は、「カジノ横浜有力候補」(1月3日付)というタイトルで、「カジノを中心とする統合型リゾート(IR)整備構想をめぐり、横浜を候補地の一つとして政府が検討を始めた」と、報じた。

林文子横浜市長は、『産経新聞』の「新春インタビュー」(1月5日付)のなかで、横浜港の山下埠頭が建設予定地となっているIR=横浜カジノ構想について触れ、次のように語っている。

「47ヘクタールという広大な空間で、非常に穏やかな水域に囲まれているのは、ハーバーリゾートにとって理想的。IRというとカジノと反応する人もいるが、私が描いているのは子供から大人までが楽しめる滞在型のリゾート施設」

また、直接、横浜カジノ構想について触れたわけではないが、『読売新聞』(1月5日付)は、「沖縄 カジノ誘致見送り」と報じた。

IR推進法案は、昨年末の衆院解散総選挙で吹き飛んだが、いずれ法案が成立、国内で2~3ヵ所、1兆円投資を呼び込むIRが建設されると目されている。

その最有力候補が、振興策とセットになっていた沖縄カジノ構想だったが、沖縄県は昨年12月に就任した翁長雄志知事がカジノ導入に反対しており、誘致方針を転換したという。同時に同紙は、「東京都も知事交代で導入に慎重な姿勢に転じており」と記し、それは横浜カジノ構想の浮上に直結する。

横浜カジノ構想は、本牧埠頭などのバックヤードとして利用されてはいるものの、完成から50年以上が経過、取扱貨物量が激減している山下埠頭47ヘクタールに、IRを誘致するというもの。

既に横浜市は、昨年4月、プロジェクトチームを設置、検討を開始しており、8月には京浜急行電鉄が、IR運営事業への参入検討を発表した。京浜急行の参入で東京や品川、羽田や成田といった交通要所から山下埠頭までのアクセスは確保されるし、同社には飲食やアミューズメント部門のノウハウもある。

また水面下では、カジノ運営のノウハウを持つパチンコ・パチスロの大手、セガサミー・ホールディングスが進出を準備、「三菱重工横浜造船所」の跡地を「みなとみらい21」という壮大な街に変えた三菱地所も事業参加する方針だという。

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